主 2018-05-13 09:09:43 |
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【ゼシス】「あ、はい…ありがとうございます」
(ゼシスは下層の、そして田舎の出身であり、5人兄妹の次男だった。戦争が続き、重税に苦しむ家計を助けるためにと半ば強制的に軍へと入ったのだ。根っからの武人でもなければ、軍人としての教育を受けてきた訳でもない。そんな自分が彼らと肩を並べていることに対してどこか申し訳なさを感じていて。しかし、新たに二人の紹介を受けて少し落ち着いたのか柔和な笑みを浮かべ…るが、それも後ろから聞こえてきた声によりかき消されて)
【シアン】「フン、味方の攻撃に当たるような愚か者は我が軍に必要ない。それにこの男が七英に入ったのは、愚劣な民衆共に夢をみさせるデモンストレーションでしかないのだ。そんな存在を認められるものか」
(話が聞こえたのか、先程よりも不機嫌そうな顔でやってくるシアン。実際、ゼシスの功績は目を見張るものがあるとはいえ、七英に入る他の面子と比べると、出身・階級共に格が落ちるためシアンの言うことも間違いではない。代々優秀な将軍を排出する一族であり、幼い頃から英才教育を受けてきたシアンからすれば、そんなゼシスの存在は非常に気に食わないものであった)
【ランカ】 「確かにそういった側面もあるじゃろうな。しかし今はそんなことを気にして仲間内で争う時ではない…それくらいはわかっておろう?」
【シアン】「フン…己の責務は全うする。貴殿等にも、七英の名に恥じぬ戦果を期待する。ではな」
(後から来たランカに窘められれば、またも不機嫌そうに鼻を鳴らし。ゼシスを除く七英に視線をやればそれだけ言い残して自身の陣営に戻っていって)
【ランカ】「やれやれ…まぁ戦果というても、今回は攻城戦じゃからのう。平地の戦いと違って、あやつの率いる騎馬隊は周辺の防備を固めること…七英が揃い踏みし、誰が一番優秀かを見せ付ける格好の舞台だというのに、自身は一番戦果を上げにくい場所へ配置。重要な役割じゃというても地味なことにかわりない…あの子からすれば不満なのも無理はないのう」
(ランカとシアンは旧知の仲のようで、シアンの胸中を察しフォローする発言をして)
【ランカ】「ま、お主も少々怯えすぎじゃがな。お主がそんな調子では同じ七英として肩を並べているワシらもあまりいい気はせん。もう少し堂々とせんといかんのう」
【ゼシス】「は、はい…」
【ランカ】「ふぅ…まぁよいわ。最低限、戦場でしっかり仕事をしてくれればそれ以上は望まんよ」
(相変わらずオドオドしているゼシスに向かっても同じく窘めるような言葉をかけるランカ。しかし、今は色んなことで一杯一杯なゼシスにその言葉は届いていないようで。少し呆れ溜め息をつき)
【ランカ】「さて、では戦略を…と言っても、これだけの大戦力をもってすれば戦略も何も無いがのう。子供が指揮しても勝てるわな」
(ほっほと笑いながら、自身が幼子のような見た目であることを棚に上げてそう言い←)
【ランカ】「ま、前線はクラウス、大鉄人。後衛からの支援はワシとカイル。最後尾はシアン。といったところかのう。ゼシスは適当にクラウスか大鉄人の軍へ入れてもらえ。あと…まだ来ておらぬ【あやつ】だが…来るかどうかは微妙なところじゃのう。気紛れな上、こういう圧倒的な戦争は好まぬやつ故。では解散じゃ、あとの指令は追って待つよーに」
(そしてザッと配置を決めては解散して←)
(/戦力多過ぎ問題。そして情けないゼシス←
/最後の一人は戦闘狂的な設定を付随。帝国軍にいる理由は、帝国を育ててそれをぶっ壊すのを楽しみにしてるからっていう、そんな感じのキャラとかどうでしょう←)
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