双子の片割れ 2018-04-27 17:47:10 |
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──黄昏てねーよ。( 揺れる葉が立てる音へと耳を傾け、瞳を閉じ訪れた暗闇の中時間の流れに身を任せていれば不意に聞こえてきた聞きなれた声。静かな場を好む自分とは違い、賑やかで楽しい場を好む相手がこの場に来るわけが無いだろう、そんな考えを持ちつつ瞳をゆっくりと開けば思考に反して視界の中に入ってくるのは見慣れた双子の彼女。小さく数度瞳瞬かせた後、口元に緩い弧を描き差し出されたままのグラスへと手を伸ばし。受け取る事が出来たのならば、それに口を付け中の液体を少し流し込み。ぱちぱちと口の中で弾ける気泡と先程から当たっていた風で、ほんの少し悪くなっていた気分も幾分か回復し。両腕を上に上げぐっと伸びをすれば、「よっと」なんていう小さな掛け声と共に立ち上がり。相手の目の前に立てば先程の見上げる形から一転、自身より頭一つ分程背の低い彼女の事を見下ろす状態になって )…んで、何しに来たの?
( / お優しい言葉を有難う御座います…!今月末まではレスが遅れ気味になってしまう可能性があるかと思いますが来月頭辺りには多忙期も終わるかと思いますので…。それでは、今度こそ背後は失礼させて頂きますね! / 蹴り◎ )
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