女体化大好きマン 2018-04-27 10:09:20 |
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モテてたかって聞かれるとそりゃそうでもねぇけど!もしかしたら俺のことを密かに想ってくれてた子が──翼、?
(むっすー、とまるで絵に書いたような拗ねた表情を浮かべつつ上記を述べかけるも、突然立ち止まってしまった彼にきょとんと手を丸くすればそちらを振り返り。いつものにこにことした彼からはあまり想像のつかない表情にまた驚いては、それに続いた言葉に更に紫苑の目は丸くなり。きゅ、と胸を締め付けられるような感覚を覚えながらふは、と気の抜けたような笑顔を浮かべては立ち止まった彼に歩み寄って少し背伸びをして頭をぽん、と撫でる。
「ばぁか、口実なんてお前に失礼だろ?俺は平気だから、お前はちゃんと好きな人と付き合えよ。」実を言うとまあそうでも無い。街を歩くとうざいナンパ男やらキャッチやら、結構大変。だがそんな不誠実に彼を利用するなんて事は“先輩”としての自分が許すはずもなく。彼に提案された時にどきん、と鳴った胸の音には聞こえないふりをして、紫苑はへらりと微笑んで。)
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