──わっ! …っはは、驚いたか? (障子の前に待機して居れば耳を澄ませ短刀達の話し声が聞こえ、それと同時に足音も段々と近くなり、和紙越しにでも分かる人影へ向けてにやりと小さく口元を歪め。─すると襖が開いた瞬間、今だ!と思い眼前で大きな声を上げ悪戯っぽく笑いながらお決まりの科白紡いではじっと彼の顔を見て反応を窺い。)