(差し出された水筒を受け取ると、口の端からこぼれた水が胸元を濡らすのも気にせず、のどを鳴らして一気に飲んで のど元のつかえは取れたけれど、今度は水にむせてゴホンゴホンと咳を繰り返し) …… (咳が落ち着くと少女の手にあるお弁当箱を物欲しげな目でじっと見て)