歴史書 2018-04-18 23:53:52 ID:5f904f143 |
通報 |
>>86
セイバー
今日は少し暑いな
(独り言を呟き上着を脱ぎ去る。聖杯戦争が始まり色々と準備をしていたためあまり季節の感覚は薄れていたが、今の季節は春だということを急に思い出した。草木は春の日差しを受け、生き生きとしているように見え、虫や蝶なども活動を始めているようだ。目の前を一匹の蝶が目の前を通り過ぎていく。ふと横を見るとそこには、中学生ほどの男の子が立っていることに気づく。迷ってしまったか、と口に出したように聞こえた。)
・・・大丈夫かい?
(親切心から声をかけてみる。だがその男の子を見ると普通、ではないこと気付かされる。宝石や角などを身につけており、まるで神話の世界に自分自身が紛れ込んでしまったのではないかと錯覚した。驚きつつも声をかけてしまった手前、後に引けず相手の返答を待てば)」
>>90
アサシン
(汗を拭き、八百屋の店内を見渡す。彼は今八百屋の会計の内側つまり店側に座っていた。数十分前に八百屋の裏を通りかかったところ、八百屋の主人がセールに向けて大量に仕入れたキャベツを店内へと運んでいた。一気に運ぼうとしたのに無理があったのか、主人の持つ箱からキャベツがぼろぼろと零れだすのを目撃してしまい、手伝うことになってしまったのである。そして主人に感謝されキャベツを特別に一玉貰い、店で少し休むことになった。)
ここから見ていてマスターらしき人やサーヴァントが見つかれば儲けものなんだけどな
(苦笑いをしながら店内を見渡す。やはりそれらしい人物は見当たらない。が、急に店主の前に現れた人物がいることに気付き目を見開く。彼女は、さっきまでここにいただろうか。女性は会計を済ませ列から出て街へと出て行こうとしていた。)
…僕の見間違いじゃなければ、アサシンの気配遮断スキルによるものか?
(店の主人に挨拶を済まし、彼女を追うように急いで店を出る。必死に追いかけ女性を見つけることに成功する。)
あっ、あの!
(勢いよく、声をかけてみたものの、何を言ったらいいか分からない。迂闊すぎる自分の行動を後悔する。敵同士である上に相手はサーヴァントである可能性が高い。何か言わなくては、と口が勝手に動いた。)
……キャベツもう一玉、店ではプレゼント、しているんですよ
(店主からお礼にと貰ったキャベツを差し出し、取り繕うように嘘をつく。店員でもない自分が何を言っているのか自分でも分からなくなっていた。浅はかすぎてここからいなくなりたいなどと考えながら、相手の出方を見ると)」
トピック検索 |