歴史書 2018-04-18 23:53:52 ID:5f904f143 |
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>>120
【指摘のあった点を修正しました、以後気を付けたいと思います】
>>all
深夜、眠りについた町を月が照らす、市街地のほぼ中央、歴史を感じさせる島唯一の教会、その鐘楼のてっぺんに立ち町を俯瞰する。
この教会より高い建物は視界に無く、中世の面影を残す市街地を一望できた。
港に目を向ければ、この町には不釣り合いな大型客船が停泊している。
昼間賑わっていた教会前の広場も深夜は誰もいない――否、"何か"がいる。
高い"直感"の恩恵か、あるいは膨大な戦闘経験によるものか、アーチャーは敵の存在を感じとり、姿の見えない敵に呼び掛ける。
「出てきなよ、サーヴァント君、いや、この気配は魔術師かな」
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