歴史書 2018-04-18 23:53:52 ID:5f904f143 |
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>86 セイバー
おやおや、こんなところを子供一人で彷徨くなんて……ご主人様が心配してるんじゃないのかい?
(ひらり、と視界の端で蝶が飛んでいった。この島では特に珍しくもないそれに、一瞬でも意識を向けたのは、それを追うようにして別の気配が近づいて来たからだ。
パタパタという足音と共に、一人の少年が角の向こうから現れた。しかし、少年がただのヒトではないことをアルバは十分すぎる程に理解している。この聖杯戦争で呼び出された英霊の一人、セイバー。人と同じ肉の器を得ながら、人よりも遥かに強い力を持った存在。
そんな彼はきょろきょろと辺りを見回すと、一瞬ポカンとした表情になり、次に何故か泣きそうな顔になって俯いていた。こちらにはまだ気づいていないようで、わざと気配も足音も隠さずに近づくと、わざわざ馬鹿にするような口調で相手に声をかけ)
(/はじめまして!僭越ながら絡ませていただきました。性格は滅茶苦茶クズな奴ですが、どうかお付き合いくださいませ)
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