主 2018-04-07 08:22:16 |
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(/pfの確認、ありがとうございます。改めまして今後ともよろしくお願いします!そうですね、もう少し先まで展開を進めてから青年の祖父とロボットの関係性を断片的に出していくようにしてみましょう。単純な思いつきではありますが、それに関する何らかの資料が未だに目についていないだけで遺跡や青年の自宅、住処から離れはしますが街中の図書館などにあっても良いかもしれませんね。他にも質問や相談があれば、話し合わせていただきます。)
……ああ、やっぱり降ってきた。
(晴れている時とは違い、軽やかさをあまり感じられない重く陰鬱な雲から落ちてきた水滴に気がついてはよりはっきり確認しようと窓を開けた。途端に肌に纏わりつき始めた冷たい外気と湿気の臭い。自然から与えられる潤いに自身の育てている野菜などの十分な栄養になる事は、よほどの嵐でもない限り歓迎する。時計の針が一周もしない短い時間が経っては窓を再び元の状態へと戻していき、室内には無機質な音が響いたがそれはすぐさま溶けていった。わざわざ、雨の中にまで入って終わらせたい用事はなく、かといって畑作業をするという訳にもいかないためまた本でも読んで余ってしまった暇を潰そうか、若しくは早めに夕食の準備でもしておこうかと考える。──不意に、淡い黄金色が脳裏をよぎった。思わず体を停止させる。まだ状況を完全に理解出来なかったあの空間から離れてしまい、それ以来訪れてはいない。自分はロボットだと、貴方を守るのだという言葉の真意を汲み取れないのだが、少なくともこちらに対する敵対心かつ警戒心はないように見えた。もう一度、外を眺めようとしたがその瞬間、明瞭なノック音を聞き扉を開いて。)
え…。君は、ひっとしてあの遺跡にいた時の……?
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