んん…外出たら全然綾に触れねぇんだなって思って。(持ち上げられた手の行方を目で追っていればそこへ触れる唇に僅かに頬を緩めるものの、すぐに表情は些か浮かないものへと変わり。互いの関係に後ろめたさは無いにしても堂々と街中で手を繋げる程度胸は無く、ぎゅっと握った手に力を込めては小さく呟いて)