…綾力持ちー。ほんとにお姫様になった気分。(運んでもらうつもりでは居ても実際相手が自分の体重を持ち上げられるのかとほんの少し心配はしていたが、想像以上にスムーズに抱えられると面食らって閉じていた目を開き。数回の瞬きの後クスクス笑いながら呟くと、相手の肩に頭をのせて。未だ心配そうな声に笑いながら頷き)大丈夫。