◆ 2018-04-03 00:00:02 |
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>Leone
あっ、起きた…? お、おはよう、レオーネ。……、あれ。…もしかして、ちょっと寝惚けてる? ふふ、…ぼんやりしてるレオーネも、かわ――っ、うわ…!?
(億劫そうに覗く未だ眠たげなアメジストへと少々ぎこちのない挨拶を紡ぐも、すぐに返らぬ反応の鈍さにくすりと愛しげな笑みを零し。かように愛らしい姿を見られるならば同室暮らしもやはり心惹かれるものが、などと到底人の事を言えないような戯れの空想に口端を緩めていれば、油断し切りの身は突如として彼の腕の中へと招かれ。唐突に上がった密着度合いに鼓動は強く跳ね上がり、あわあわと動揺を示しながらも思わず彼の背に回してしまった腕は相も変わらず欲望に正直だ。どうやら同色であるが故に彼の親友と混同されているらしい旨はすぐに把握したものの、一体どうしたものかと気を抜けば今にも陶酔してしまいそうな快い体温に少しばかり眉を下げた時。正面から抱擁する形となった以上、自然至近距離となった彼の首筋へ残る数多の強欲な印が瞬く間に昨夜の出来事を脳裏に蘇らせてしまい、ぶわわ、と一挙に顔に熱が集まるや思わず彼の背面の服を握り羞恥に悶えて。ベッドへ導かれた後はそう間もなく微睡みの中へ埋没してしまったが、同性であるにも関わずまるで本格的な男女の営みか何かが始まったかというようなあの雰囲気について未だにさして理解は及んでいない。けれども切望した温もりと酒精により晒した数々のあられもない醜態を酷く気に病んでは、つい卑劣ながらも黒兎の名を覚束なく騙り、強く服を握り締めたまま不安げに問いを零して。)
ど、どう…だった…? 俺…あ、えっと、“ノア”は。……やっぱり、格好悪い…?――ち…ッ違うんだよ! 何だか昨夜はやけに熱くて訳が分からなくて、ベッドの辺りなんて特に変で、だっ、だから…だから…。……、もう君は俺のこと、頼ってくれなくなっちゃうかな…。
(/さようでしたか…!そうとは知らず、単純な背後はお酒に強い息子様の格好良さに惚れ惚れしてしまっておりました…、笑。愚息も慣れればもう少し飲めるようになるかと思いますので、将来的にはもっと二人でお酒を楽しめるようになれば素敵ですね。
ま、また息子様が格好良さと可愛さの二面性で背後を殺しに来られている…!いっそキスで覚醒させるくらいすれば良いものを、また愚息が性懲りもなくグダグダと面倒な事を申してしまっておりますが、どうかご自由にあしらってやっていただければ…。※蹴り推奨。)
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