【貪欲なペーゼ】MBL/溺愛

高級な一品に見えても毒を仕込んでいるかもしれない…其でもセスの愛ならば口にしたいと思う俺は狂っているか？
(目の前の赤い液体は黙ってグラスに収まるだけ、顔を近付けたとて葡萄の芳醇な香りが鼻を擽るだけだし円を描くように揺らしたとて同じ事。冷静沈着な己の心が掌で転がされる感覚も悪くはないならば一層の事好奇心に駆られるままに行動するのも悪くない、いくら彼とて息の根を止めるには場所を選ぶはず。見せ付けるように飲み干す彼の行動は走った後の乾いた喉には辛く、目の前に並ぶ前菜にちらりと視線を送った瞳を僅かに閉じ一呼吸。音は出さず動きのみで乾杯の二文字を口に決心した後は躊躇せず己を苦しめる液体を煽り。持ち上げたグラスをテーブルに置くと同時に全身を駆け巡る痛みに唇を噛み締めて耐え、然し苦痛を味わう最中でも後悔はせず愛に酔しれ前へと崩れ乍睨み付け。)



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(/お待たせしました！
疑り深い性格にしたのに飲んで良いものか悩みに悩んだ末に愛が勝って飲んでしまいました(笑)
おおお、それは凄く良いのですよ！セス様を信じるか大人になるまで育ててくれた組織を信じるかで悩みたいです！
いえいえ、此方こそ感謝してもしきれない程に感謝の気持ちが溢れ出ています！不思議ちゃんなフレッドですが、どうぞ此れからも愛してやって下さい。有り難いお言葉を頂戴しまして、一先ずこちらはどろん致しますね。)