【貪欲なペーゼ】MBL/溺愛

「ハニー今日も一段と美しいね！その様子だといつ死んだって悔いは無いだろう？」

超溺愛 MBL
犯罪者×暗殺者

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何処にでもいる超溺愛カップル。同じ家に住み、お揃いの服を着て、目覚めのキスは恒例行事、毎週末は高級レストランにてディナーを楽しみ何処にいても羨望の目で注目されるそんな恋人達。
にも関わらず、実は互いの命を狙い合う高値の賞金を賭けられた悪質犯罪者と闇の組織に所属する腕利きの暗殺者。さっさと始末するはずが思いの外気が合ってしまい抱いたのは何の偽りも無い真実の愛。愛する故に殺すには惜しいが殺されてしまったらたまったもんじゃ無い。隙さえあれば襲い掛かるような何とも頓珍漢な者達の物語。

提供/犯罪者※上記台詞
募集/暗殺者

ロル200字以上、当方小説、心情ロル有り
展開相談が可能
アブノーマルが好きな方


(/掲示板で声を掛けて下さりました、>23139様をお待ちしております。)

「キスして、毎日の日課だろ？…ハニー愛し合う時ばかりは狙い合うのやめにしようぜ、ほら腕を回して。」

名前/セス・ローランサン
年齢/24
犯罪者

性格/計画性の欠ける楽観的思考の持ち主。非常に能天気でありながら拘りも強く日夜問わず紳士服を好んで着用するのもその現れ。その身なりから一見慎重深かそうに見えるがほぼその場での決断で動くので危険を顧みず何ら御構い無しに真っ向から衝突する猪のよう。それ故生傷が絶えないが痛みにも鈍い。向上心、執着心は誰よりも旺盛、プラス思考なので何を言われようとも良いように解釈する為上の者には嫌われ易いが下や同等の者には親近感を持たれ易い。拒まず追わずだが暗殺者は特例。逃げれば追い掛け近寄れば敢えて突き放すなど心を弄ぶのが何よりの楽しみそしてそれが彼に対する愛の形。またとても不器用。指先の動きも鈍く細かな動作は苦手とする、人の繊細な心の動きを読み取るのも同様。

容姿/目元まである前髪を持ち上げサイドに流したプラチナブロンドのストレートヘア。揉み上げから側頭部は刈り上げを施しその上から髪が覆うように伸びている。ラピスラズリを思い起こす深海の色をした瞳は人の良さそうな垂れ目気味。左の目元には印象的な三つの黒子がある。肌は白人そのもの、外見上整えられてはいるが人を殴り続けた拳は骨が削れ凹凸が少なく平たくなっており爪も欠けて血が滲み手荒れも酷いので常に革製の手袋を装着している。180cm、細身でありながらも鍛えたられた体格、若さ故に大体の傷は跡形もなく完治するがそれでも生傷は絶えず顔だけ傷が付かなければ後はどうでも良いようでブランド物の紳士服を主に着用し隠している。

(/備考は追加や修正を考慮して後程完成したプロフと共に貼らせて頂きます。いくらでも修正は可能ですのでご参考までにどうぞ！)

(/23139の者です。お返事及びトピ建て感謝です！洋画のような設定も犯罪者様のプロフもセリフもドンピシャで好みです、ありがとうございます。ひとまず挨拶をさせて頂きまして、少しお時間を頂いてしまうと思いますが後程プロフを書かせて頂きます。)

(/移動して頂きまして有難う御座います！畏まりました、ゆっくりとプロフを作成して下さいませ！その前にお試しのやりとりは致しますか？プロフ後で宜しければそちらでも構いませんが相性重視という事でしたら先に軽いやりとりをしても構いませんのでお手数ですが教えて頂けると助かります！)

「お前が愛して欲しいと言うなら心の底から愛してやる…ただし、その煩い口と息の根を止めてからだ。」

名前/フレッド・テイラー
年齢/23
暗殺者

性格/冷静かつポーカーフェイス、行動を起こす前は綿密な計画を立てる主義。チームプレイを苦手とする一匹狼。綺麗好きで日常的に着用する一切の皺のない紳士服は職業柄から周囲の印象に残る事を嫌がり至ってシンプルなもの。落ち着いた性格や雰囲気から実年齢より上に見られがちで、服装同様に周囲に溶け込む事を意識しており仕事以外ではちょっとした人助けなんかもするタイプ。目立たず静かに暗殺するのを好むが犯罪者だけは別、あっさり息の根を止めるのには惜しい感情豊かな相手の表情を眺めたいから時間を要したいという歪んだ愛情表現の持ち主。人間観察を得意とし読唇術も習得済み心を読み取るのも得意、スマートな行動は同業者から恐れられる程だが同等の者からすれば心情が分からず近寄り難い。

容姿/前髪をセンターで分けたアッシュグレーの髪はやや癖があり緩いウェーブを描くのが悩み所。薄いグレーの瞳は冷静な人柄を表す切れ長で、無表情に近いがどこか不満のありそうな口元周りには形の整えられた髭がある。透き通った白い肌に短く切り揃えられた爪、仕事中は指紋を残さないよう薄手の革手袋を着用。
178㎝。筋肉脂肪ともに無駄のない対格、毎朝のジョギングと就寝前のストレッチが日課。仕事柄どかに傷が出来るのは仕方のない事と認識し、些細な怪我は気にする事なく例え頬に切り傷を作ったとて無関心。

(/版権なりをする事が多くプロフを考えるのが下手で申し訳ありません…。髭を生やすか生やさないか最後まで悩んでいるのですが、容姿はフロムヘルのジョニデを意識なので私の拙い日本語よりも画像を検索して頂ければ早いと思います。本当に申し訳ない程に下手なので、修正箇所や足りない点はどしどし仰って下されば幸いです！)

(/被ってしまって申し訳ありません！相性重視というよりも此方の拙い文章で果たしてお相手が務まるものかと心配でして、お試しと言いますか一先ずのプロフでやりとりして頂いてこいつ無理だなと思われましたら断って頂いてもという状態です…。ストーリーを練る前に募集板にあったディナータイムを２、３回ほど会話してみていけそうなら区切って長期にとか、そのまま会話が続きそうならばそのまま続けさせて頂く形は如何でしょうか？)

(オーダーメイドの紳士服、髪は纏めて小綺麗ないで立ちで愛おしの恋人をディナーに誘い先に席にて待つのは最早習慣となり始めた今日この頃。テーブルに置かれた1994年の赤ワインは彼の生まれ年を意識して用意させたものであり上機嫌で鼻歌を歌いながらまだ若く酸味の強い味を舌の上で嗜んで。極自然に内ポケットからハンカチに包まれた小瓶を取り出せば彼のグラスに透明な液体を注ぎステムを持って赤ワインと混ぜ合わせる。痛みも伴う劇薬であり、即効性の痺れ薬、彼はどんな声で泣いてくれるだろう。恍惚とした表情で後の時間は妄想に耽る事とし)
_____あぁ、ハニー…愛おしのハニー、どうか可愛く泣いてくれますように。




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(/遅くなりましたが素晴らしいプロフを有難う御座います！拙い文章では御座いませんよ、非常に分かり易く暗殺者の魅力がとても伝わってきました。ジョニデの方も検索しましたよ！人物像が固まっていて羨ましい限りです！特に修正は御座いませんので、やりとりを経てから当トピを気に入って下さりましたら備考の方で幼少期や二人の関係など提出して頂いても宜しいでしょうか？その前に犯罪者の備考を提出しますのでご参考にした下さい！

また>6であった通り、ディナーから始めさせて頂きました！本音ではプロフの素晴らしい文章で既に長期にてお相手を頼みたいぐらいです、一応やりとりを経て気に入った頂けましたらお相手宜しくお願い致します！)

(飾らない服に飾らないヘアでごく自然に周囲に溶け込み本日も完璧であったはずなのに失態が一つ、腕にはまる時計の針が示す時刻は足を一歩踏み出すより早く約束の時間へと突き進むのだ。完璧主義者が予定の時刻を過ぎての登場では示しがつかない、何よりも憎らしく愛しい彼に遅れた罰として何をされるか想像を絶する事だけは間違いないだろう。道行く人々の間をすり抜け視界の端にレストランを捉えた頃にはすっかり息も上がり額に滲む汗を胸ポケットから取り出したハンカチで拭い去り、走った事を悟られまいと息を整えたとて未だ僅かに赤らむ頬には気付かず開け放ったドアもそのままに仏頂面を引っ提げ彼の正面へと腰を下ろし)
想定外の仕事が入った。待たせた事は悪いと思うが生憎丁寧に頭を下げる程には紳士じゃないからな。




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(/いえいえ、お気になさらず！むしろまったりペースの方が嬉しかったりします。ハニー大好きな素敵絡み文を有り難うございます！しかも此方のプロフをお褒め下さるなんて恐縮で震えが止まりません…！犯罪者さんがチャラい雰囲気だったので、此方はミステリアスというかムッとした感じにしたくてジョニデの容姿を借りてきました。備考はたっぷり妄想させて頂きますね。
本当に自分の文章に自信がなくてドキドキな状態なので本音は嬉しい限りです。有り難うございます！此方の絡みに此れじゃない感があった場合にお断りして頂きやすいようにと申し上げたのですが、そんな嬉しい本音を伺ってしまっては是非ともお願いしますな気持ちでいっぱいです！！)

…やあ、待っていたよ。多少の遅れは気にする事はないさ君を待つ時間だって至福のひと時だからね。_____走った？会いたくて堪らなかったかい？
(都合の良い妄想が繰り広げられる最中、突如扉の開く音にゆっくりと現実世界に意識が引き戻される。靴底が大理石調の床を歩む音に震える鼓膜は心地良く、聞き慣れた歩調に大方予想がつき、手に持つ劇薬入りのグラスをテーブルの上へと音も無く静かに置いて。ウェイターが早々と駆けて行く様子を横目に次いで現れたのは待ち望んでいた恋人の姿。大分予定した時刻を過ぎているが咎める程機嫌は損ねていない、何しろ赤ワインを口にすれば最後、妄想が現実となるのだ。喜悦の穏やかな笑顔を浮かべて受け入れてやり、ついでに片手を緩く上げてウェイターを呼び耳元でコース料理の注文を。彼が息を荒げて走って来た事は染まった頬を見れば一目瞭然、そうで無くとも艶のある首筋は全てを物語っており舌舐めずりを一つ。)




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(/それではお言葉に甘えてさせて頂きまったりペースでいきますね、とは言っても余裕がある時はついつい即レスになってしまいそうですが…。
有難う御座います、お互い全く違った性格、容姿の方が楽しく続けられると思います！下の方に備考を追加しておきますので何か質問や追加、修正が御座いましたらお声がけ下さい。
ならば是非このままお相手願えますでしょうか？素敵な背後様そして息子様と巡り会えたこの機会を逃すにはあまりにも勿体無いのでお気持ちが変わらぬ内にどうか宜しくお願い致します！)


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備考/幼少期は誰にも明かさず何にも記録されていない為不明。唯一分かるのは10代の頃は更にやんちゃ少年だったという事でその頃から各国の警察から追われる身。現在の主な犯罪は強盗と殺人。煌びやかなブランド物は全て盗みを働いたものであり、手に入らない物程恍惚な気分させられ一層欲深くなるため執着も強くなる。殺人は好んで行う訳では無く尻尾を掴もうと襲い掛かる連中を仕方無く排除するのみで無駄な流血は好まないが殺人自体への抵抗は無い。必要であれば幾らでも殺害は可能。いつの間にか高値で賞金が賭けられ騙しに騙し抜いてその賞金を手に入れた事もあり非常に豊かな暮らしを送っている。また顔は覆面によって明かさず国籍や名前は頻繁に変えるので普段素顔でいても誰も疑う事は無い。暗殺者の事は「ハニー、若しくハニーちゃん」呼び。元々両性愛者であったが暗殺者の顔に惚れ腐る程口説き漸く手に入れた。恋人であるにも関わらず己の命を狙う彼が愛おしく心から愛しているが同じぐらい殺してしまいたいとも思っている。

…ふん、相変わらずの食えない態度をどうも。その問いに答える義理はない。
(普通の人なら遅刻を咎めない寛大な心を申し訳なく思いつつ感謝するに違いないが彼も己も特殊な職業、慎重に辺りを観察し怪しい点はないか探るべきと本能が語り掛ける。飲み物ならば容易に毒を仕込めるだろうか、銘柄が気になるだけと装い手を伸ばしたワインボトルに巻き付くラベルには1994年の文字。色男らしい施しに素直に嬉しいだとか簡単なコメントはしない代わりに口角は上がり、疑いの眼差しよりも恋人の域な計らいにより解れた緊張感に促されワインの注がれたグラスに手を伸ばし。呼吸を整えたと言うに観察力に長けない彼に見透かされるとは不覚であったがテーブルに置かれたナイフに見る己の紅潮した頬では走った事が一目瞭然、行儀の悪さを気にする余裕もなく肘を突き片方の頬を隠した後はゆっくりと顔を横に火照りの冷める迄は彼の瞳に映る事を禁じ。)




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(/有り難うございます！書くのに時間が掛かってしまって申し訳ないのですが、即レスは即レスで非常に嬉しいのでペースは大丈夫です！
違うからこそ惹かれるだろうなと、素敵な彼に愛されたい一心で美化しちゃいましたが…。備考有り難うございます。欲深くて謎のある青年素敵です、益々気になります！此方の備考も投下しましたので、設定盛り過ぎとか過去がウザったいとか遠慮なく仰って下さればと思います。
私には勿体ない褒め言葉を頂戴してしまいましたが、フレッド同様に素敵過ぎる背後様のお相手をさせて頂くのは私だけだとか言いたいくらいに惚れ込んでおりますので！此方こそ宜しくお願い致します！)


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備考/幼い頃に事件に巻き込まれ両親を亡くし身寄りのないままスパイ養成所に引き取られ暗殺者のスキルを習得。その事件と言うのが実は、養成所長がフレッドを支配下に置くべく部下に命じ両親を葬ったのが真相だと知るのは後の話。現時点では上部の人間を疑うでもなく然し信頼はせずに言われた事のみを淡々とこなす。自分の幼少期を知らずに育ち任務の為に作られた数々のプロフィールの中に真実の己が潜んでいるか否かも分からない。証拠は残さず苦しめず確実に息の根を止めて来たのだが、犯罪者の暗殺命令が出た際目にした彼のプロフィールを読んでから己と正反対とも言える彼の性格に夢中になってしまう。彼を始末して良いのは世界でただ一人己だけであり他人には触れさせたくない、それ故彼が生傷を作る度に苛立ちが募るばかり。犯罪者の事は「お前、若しくはセス」呼び。任務の妨げになる為に恋はせずハニートラップを得意とし、ターゲットである犯罪者を貶めるべく近付いたが気付けば己が彼の虜に。人生で初めて手を伸ばしたくなる相手に出会ったものの正しい愛し方が分かるはずもなく愛するが故に殺したいと考える。

ハニーちゃんも相変わらずで何より。…あぁ、それはロマネ・コンティの葡萄酒さ。上質な素材だけを厳選した貴重な一杯を是非楽しんでくれよ。
(堅い仏頂面がまた愛おしい彼が何と言おうと魅力に見入っている己の心は柳の様にしなやかで強靭となる、又は心情を読み解いているよりもただ熱い想いを寄せる相手が眼前にいるという事実に耽溺になっているだけでもあり。ボトルを手に取り仏頂面に笑みが溢れたとなれば此方とも心から嬉しく莞爾たる微笑で何処ぞと仕入れて来た数百万の最高級のワインの説明を流暢に語りながら同時に促しを。警戒深い相手の事だろう、疑心で口にしなければたまったものじゃない。自ずと既に空になった己のグラスに鮮やかな赤紫を注ぎ入れそれを躊躇いも無く一口飲み干して見せ。そうこうしている間に前菜が用意されて)



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(/そう言って頂けて安心致しました、それでは先程も申し上げた通りお互いのペースで進めて行きましょう！
此方こそ備考の提出有難う御座います！うざったいだなんて微塵も思いませんよ、闇ある幼少期に深入りしたくなりました…ある程度物語が進みましたらフレッド様を翻弄すべくセスが上部の情報を垂れ流す、なんて事も可能でしたら是非物語の一部に入れさせて下さいな…！
有難いお言葉の数々心から感謝致します！フレッド様にはご迷惑ばかりをおかけする息子になりますがどうぞ宜しくお願い致します、何か質問等御座いましたらいつでもご相談に乗りますので声をかけて下さいませ。)

高級な一品に見えても毒を仕込んでいるかもしれない…其でもセスの愛ならば口にしたいと思う俺は狂っているか？
(目の前の赤い液体は黙ってグラスに収まるだけ、顔を近付けたとて葡萄の芳醇な香りが鼻を擽るだけだし円を描くように揺らしたとて同じ事。冷静沈着な己の心が掌で転がされる感覚も悪くはないならば一層の事好奇心に駆られるままに行動するのも悪くない、いくら彼とて息の根を止めるには場所を選ぶはず。見せ付けるように飲み干す彼の行動は走った後の乾いた喉には辛く、目の前に並ぶ前菜にちらりと視線を送った瞳を僅かに閉じ一呼吸。音は出さず動きのみで乾杯の二文字を口に決心した後は躊躇せず己を苦しめる液体を煽り。持ち上げたグラスをテーブルに置くと同時に全身を駆け巡る痛みに唇を噛み締めて耐え、然し苦痛を味わう最中でも後悔はせず愛に酔しれ前へと崩れ乍睨み付け。)



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(/お待たせしました！
疑り深い性格にしたのに飲んで良いものか悩みに悩んだ末に愛が勝って飲んでしまいました(笑)
おおお、それは凄く良いのですよ！セス様を信じるか大人になるまで育ててくれた組織を信じるかで悩みたいです！
いえいえ、此方こそ感謝してもしきれない程に感謝の気持ちが溢れ出ています！不思議ちゃんなフレッドですが、どうぞ此れからも愛してやって下さい。有り難いお言葉を頂戴しまして、一先ずこちらはどろん致しますね。)

勿論、狂っているとも。_____ハハッ、マゾヒスティックだなあ！ハニーの為に“原液”のままにしてあげたんだ、空気さえも鋭気な凶器になるだろう？
(艶ある唇の奥へと吸い込まれて行く劇薬を見届ければ期待を裏切らない彼からの情熱的な愛情を感じずにはいられなくなる。大胆且つ強欲な選択から上下する喉頭隆起は欲情をそそり背筋に微電流が流れては興奮を隠せない様子でその身を震わせて傲然としてせせら嗤い。空になったグラスと疼痛に犯される恋人を見つめているだけでも胸は満たされ腹は膨れるよう、優越感に浸り満足気に瞳を細めて此れから数時間は苦しみ続けるであろう彼を慰める指先はそっと頬に触れてゆっくりと撫でてやり。ついでに容赦無く脚の爪先踏み付けて骨を押し潰し苦痛にどっぷり浸かってもらおうと。不審がるウェイターには人の良さそうな笑みで緩やかに首を振って彼の完全な孤立へと導き、自身は平然とした様子で洒落た店内のメロディを楽しみつつ一つ目のフォークとナイフを手に次々と出される豪華な料理を堪能する事とし)



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(/背後様もフレッド様も可愛らしくてついつい虐めてしまいます、申し訳ないです…うふふ…。
ご賛同頂きまして有難う御座います！ではでは物語に織り込んでいきたいと思いますね。それではこちらも一旦失礼させて頂きます！)

悪趣味な…奴め…。_____あぁ、折角の料理が冷めてしまう。
(こうなると分かって居ながら自らを貶めた己と彼では悪趣味なのは二人共々、唯一の問題は苦痛を伴う体の重みをどう処理すべきかと言う事。途切れ途切れに言葉を紡ぐ息は荒く、他のテーブルを囲う貴婦人にはさぞ不審に映ったであろう方々から不可思議な視線を寄せられても己の瞳が捉えるのは恋人のみ。頬へ伝わる刺激がより疼痛を与える事に彼は気付いているだろうか、その手に己の物を重ねたくとも鉛の如く指先一つ動かせないままに意地悪な足より運ばれる痛みは根を上げる程に劇薬を働かせ、噛み締め血の滲む唇から小さな呻き声を溢し眉を潜め。赤ワインに蒸された肉も綺麗に飾られた魚も己を嘲笑う様に目の前に佇み、それらを何食わぬ顔して堪能する彼を心から愛する自身が妬ましく震える手をゆっくりと銀食器へと伸ばし)

綺麗だよ、今日も。その苦痛に歪む顔も、震える身体も、…そこらの阿婆擦れよりよっぽど美しくて綺麗だ。
(眼前にて疼痛に苛まれる彼に贈る言葉は現状では非常に不適当なもの、それでも心の底から湧き出す嘘偽りの無い純粋な愛はこうして口に出さなければ気が済まない。何度も繰り返し言い聞かせる事で彼が臍を曲げず最良の選択をしたと誇りに思えば良いと言葉の中願いを込めては主に彼を白眼視する貴婦人らに緘黙の一瞥を。見た目こそ上品な振る舞いだが何しろ不器用な為ナイフで切り裂かれる肉の断面は酷くひしゃげ生々しく映らせる。構わず口内へ放り込み、甘美な赤ワインを流し込めば朗らかな心地となり気分も良くなるばかりで。惜しみ無く注がれ続けるワインを彼のグラスにも注いでやり、ミディアムで焼かれた肉汁滴る肉切れをフォークに彼の口元まで運んでやり二人のディナータイムを楽しみ)

…そんなに褒められては恐縮だ、この礼は必ずしてやる。
(目立たず自然に周囲に溶け込むモットーは何処へやら、彼の一瞥により更に不愉快な表情を浮かべる貴婦人らには後程席を立った際にでも微笑みかけ横を過ぎれば良い。数時間続くであろう痺れも幼少期からの訓練の賜物あって数十分で指先に力を入れる迄は回復し、優雅な見掛けから切り離された歪な肉を咀嚼し蕩ける旨味に痛む身体も幾分か回復したように思う。意思に従わない上半身を無理に起こせば疼痛は増し眉間に深く皺を刻み、ぎこちなく其でも元より器用であればこそ彼よりはましに震える手を動かし柔かな肉を切り分け得意気に口へ運ぶ脳内では素敵な贈り物を届けたかれに如何なる苦痛を与えようか北叟笑むばかり)

いいね、楽しみにしているよ。_____ところで、想定外の仕事って？
(予定では数時間の苦痛をテーブルに伏せたまま過ごしてもらうつもりが疼痛の襲撃を受けている筈の身を起こして食事にありつく一連の様子を目にすれば素直に感心する事他無く。惚れ込んだ男だけ有り心身共に豪然たる様は彼の恋人である事実を誇らしく感じさせてくれる、彼の口元に浮かぶ不穏を知らせる笑みでさえ心を躍らせてくれよう。先に肉料理を食し終われば次はアントルメとしてショコラがテーブルへと並べられて行く、ナプキンの内側の面で口元を拭いふうっと一息付き未だゆっくりと頬張る様子を好意を込めた熱い視線で眺めて。態々問いかける程気にもしていないが彼の一日を把握するのも恋人の務め、包み隠さず暴露してもらおうと和やかな表情で無駄な肉付けをしないシンプルな質問を一つ投げ掛けて)

俺の職業は知ってるだろうに態々聞く事なのか？まあ良い、今日のターゲットには苦労した。
(恐らく予想よりも早い回復に彼は驚き益々惚れてくれただろうか、否そうに違いない。彼の心を惹き付けるには身体が悲鳴を上げようとも構わない、柔らかく口内で溶け去る肉を食した後に痛みに耐え額に浮かぶ脂汗をハンカチに吸い取らせ。歯の食い込んだ唇を一舐めし広がる鉄臭い味には己の軽率な行動を反省せよと言われた様な、そんな物は生まれ年のワインで流して仕舞えば良い。率直な問に対して声を潜め手を焼いた経過を含ませた返答を、綿密に立てた計画の穴を突き反撃された苦い経験は袖で隠した左腕の切り傷に刻まれ。最終的に暗殺完了した事は言う迄なくともヘマをした己を彼は嗤うのか心配するのか、計算の先に答えの見えない内は袖口から包帯が覗かぬよう意識し続けなくては。ショコラを口へ運び深い意味合いは無しに美しい色彩を放つ彼の瞳を眺め)

そう、死なずに帰って来れて良かった。もういい、行こう？ハニー…
(興味など毛頭に無かった故に返す言葉も素っ気無いものとなるのは致し方が無い事、一先ず本日の彼を把握出来た事実に満足し、まるで身を案じていた様な口振りで話を締め括る。その実は彼を殺める支配者が未だに己であるという事を肯定付けられたものによる安堵でしか無く。ショコラへ手を付け始めた様子を確認して待つ理由も無くなれば馥郁とした香りを漂わせる花を飾ったショコラを一齧り、舌の上で堪能していれば何とは無しに此方を見つめる双方の瞳を視界に捉え。微笑みかけるその刹那、脳裏に過ぎる苦労という言葉。先程は聞き流したものの彼を煩わす者が爪痕を残さず暗殺される筈が無い、左腕の包帯さえ見てはいないものの一度脳裏を過った思想は悲しみとも怒りともいえない感情を生み出し、瞳には哀情を浮かべるが声色には怒気がこもりゆっくりと立ち上がり。歩く事も苛まれるだろうが貸す手は無く早々にカードで会計を、入り口付近で一度振り返り)_____君を脱がさないといなくなったんだ、意味、わかるだろう？

心の籠らない心配をどうも、最大のターゲットを目の前に残したままじゃ死にきれない。
(問い掛けた当人が愛想のない返事に社交辞令の言葉を添えただけとは些か酷いもの、態とらしく深々と頭を下げさぞ有り難い言葉を頂戴したかの如く振る舞う内心で数多の賞金を掛けられた首を必ず狩るのだと燃え上がり。食事を終え衣服を整え気分を害してしまった貴婦人方に微笑みと流し目を送る事を忘れずに、席を離れる動作こそ時間を掛けたものの劇薬を盛られた身など案じてくれない足取りに遅れを取るまいと立ち上がりテーブルや椅子の背凭れを頼りに彼の後ろを追い掛ければ入店と同様に呼吸が乱れ。流石に厄介な仕事の後に悪戯されたとあれば疲労が酷く、怒りか哀しみか兎に角静かに然し激しく感情を抱く彼の腕に向かって手を伸ばした時に更なる問い掛けが。心情を読み解く事も得意とする身で言い分を理解出来ないはずもなく、ただ余りにも普段の飄々とした態度から離れるものだから素直に頷く気にはなれず無表情に肩を竦め)
さあな…今夜は疲れた、あまり苛めてくれるな。