「 絶対服従 」 ／ＮＢＬ

>央槻
りんお姉ちゃん…！んぅ？どうしてぇ？雛はどこにもいかないよ？
(掛けられた声にばっと振り向くと喜色を浮かべた満面の笑みでその名を呼ぼう。投げ掛けられた問いに元々大きな黒の双眸を更にまん丸くさせこてんと小首を傾げ。気遣われてからそこで初めて喉の渇きに気付けば人差し指を顎に当て考える素振りを一つ。無難に麦茶を注文して)
（／全然構いませんよ！こちらこそ性悪娘共々宜しくお願い致します）

>桐島

ふーん、そーなんだー
(何度も言うようだが彼女の善悪の基準というのは商売女と同じくらい緩々なのである。どこに隠してあったのか清楚な可愛らしい白いワンピースから出てきたのは銀の薄いボイスレコーダー。ぶっきら棒に吐かれた言葉をピッという軽い電子音共に録音すると、可愛らしい顔はそのままに述べた言葉は感情の篭っていない無機質なもの。この一言のみで聞いた場合、嫉妬深いあの男のことである。面白いものが見れそうだとここで初めて悪い笑みを浮かべ。キッチンから帰ってきた彼の小さな逆襲にふ、と一つ穏やかな笑みを返してからカチリ、録音した音声を流して)『違ぇよあれは…ただの気紛れだ』＿雛の方が上手かもぉ(奪い取られないようボイスレコーダーは胸元に返しながら実に無邪気な顔でにこりと微笑み)