天使 2018-03-13 16:23:21 |
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───喜んで。
(彼の真っ直ぐな瞳に、また1つ胸が高鳴る。嗚呼、この瞳から逃れることなんてできない、とぼんやり考えつつそっと瞼を降ろしては自身の唇に降ってくるであろう甘い感触を待って。許されない事だということは分かっている。彼のあの優しげに自身を映す月色も、艶やかな黒髪も、自身を抱きしめる少し硬い腕も。どうしようもなく全てが愛おしくてたまらない。こんな感情は生まれて初めてで困惑することばかりだが、それでも彼への愛おしさは間違いなくサラ自身にあるようで。)
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