天使 2018-03-13 16:23:21 |
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(世にも美しい天使の風上、全身を黒に包んだ背の高い男が、吹く風に同じように髪を靡かせ広い額を惜しげも無く見せながら、足元の世界を想像するように目を細める。
この場所でこの程度の風なら下はどんな嵐だろうか、人間は弱ると誘惑に負けやすい、この嵐で怪我人や貧乏人が増えれば仕事も増えるものと喜ぶでも悲しむでもなく、今後の自分の予定に思いを馳せて呟く。)
... ...忙しくなるな。
(その時不意に変わった風向きに天使の気配を感じとり、俯いていた頭をはっと上げる。
自身こそ天使と積極的に関わることはないものの、あちらに騒がれれば面倒この上ないとその場を立ち去ろうとして天使を一瞥。
その途端、立ち去ろうとした足は風に靡く草原に絡め取られたように動かなくなり、金の目はその天使から離せなくなる、また変わった風向きに立ち去らねばという考えさえ思い浮かばずその場に立ち尽くし。)
(/いえ、素敵なスタート文をありがとうございます。早速絡ませていただきました。
主様へのお願いはありません、こちらこそ何か問題があれば仰ってください。
こちらのロルは今回は長めとなりましたが、また場面転換がない限りこれの半分ほどになると思われます。)
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