赤の女王 2018-03-10 15:26:34 |
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>ユニコーン
ってて……うわぁ
(森に入ったばかりの頃は確かに気持ちの良い日差しと鳥の囀りに包まれていた筈が、どこでどう迷ったのか次第に暗くなっていく道。焦りから獣道に入り込み無我夢中で駆けていると突然ぱっと目の前が開け、久し振りの太陽とその強過ぎる光度に目が眩みすってんころりん転がって。打ち付けた臀部を擦りながら立ち上がり、ふと自分の姿を見下ろせば目に入ったのは汚れたTシャツで。頂き物の服なのに、と慌てて土や草を叩き落とし一息ついたところで耳に入ったのは賑やかな音楽。何気なく顔を上げれば目の前に聳える目的地に気付き感嘆の声を漏らして。書いてもらった地図は結局使えていないが辿り着いたのだから良しとして。さて入り口はどこだろう、と辺りを見回せばいつから立っていたのかそこで漸く先客の存在に気付き。綺麗。陽の元で煌めく髪を見て胸中に浮かんだのは端的だが純粋なそんな感想。それ故に額から生えた角だとか、変わった衣装だとかは一切目に入らずに。長い髪が結ばれているのを見て安易に女性だと判断すれば興奮をそのままに「とっても綺麗な髪ねぇ…!あたし遊園地に来たんだけど貴女も?だったらだったら一緒に回らない?」なんて同性と思い込んでいるが故の気安さから声を掛けると、さくっと距離を詰め腕にトントンと軽く触れ。)
(/三人も絡み文を書いて頂きありがとうございます!それではユニコーンさんにお相手お願い致します。イラストはイメージどストライクですのでどうぞあのままお使いになられてくださいませ!)
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