ウィジャボードの答え合わせ　/　非募集

>赤の女王

（/返信が深夜となってしまい申し訳ありませんがこの度は素敵なお誘い、部屋立てありがとうございます…！可愛らしくも幻想的なお部屋のお名前に心踊らせながら馳せ参じました。また返信速度云々はこちらもおあいこですし、どうかお気になさらないでください。寧ろ主様のお身体のほうを是非大切になさって、負担になるようでしたら遠慮なくお申し付けくださいませ。それでは最後になりましたが、これからどうぞうちの子共々宜しくお願い致します！

前回蜥蜴のビルさんの発言で終わっておりましたので、続きのロルを打たせて頂きました。お手隙の時にでもお相手お願い致します！）



>蜥蜴のビル

(自分が間の抜けた顔をするのはよくあることだが、目の前の相手のあんまりな表情は物珍しさも手伝い、笑いを誘うには充分で。一度は吹き出しそうになったそれを視線を下に下げることで肩を震わせるのみに留めどうにか堪えたものの、ちらり。好奇心に負け瞳を僅かに上へ向けるとやはり浮かんでいるのは大きく開かれたお口と驚きといった表情で。見るんじゃなかったなんて後悔は時すでに遅く、手の甲で必死に押さえた努力も虚しく漏れたのはぐふ、というくぐもった笑い声。それでもあくまであたしは笑っていませんよと隠すスタンスは貫いて、その後は出来ているかどうかは別として、素知らぬ顔で話を聞こう。店で食べ物を買うのが初めての経験ならば、時間が立って温かい食べ物が冷めてしまったという経験もまた初めてで。店で買ったときの状態を維持できなかったことに覚えず頬を膨らませ悔しさを浮かべるも、ふと手元の赤いキャンディに同じ色を身に纏った騎士を思い出し、浮かんだ名案に顔を輝かせ。「それなら次はビルさんも一緒に買いに行きましょう！」赤の騎士のように一緒に行って一緒に食べれば何の問題もあるまい。我ながら冴えているじゃないかと滲む自己満に口角もぬるりと上がって。先程同じような話で嫌悪する仕事を振られたことも、約束ばかり増やしていることにも気付かずに、若干気持ちの悪い笑顔を浮かべていたが頭を撫でられる感触により一変、邪気のない笑みに様変わりし。座り込んだ相手に合わせ、自身もぺたりとその場に腰を下ろし「召し上がれ」なんてテレビの世界でしか聞いたことのない面映ゆい言葉を期待と照れを込めつつ口にして。)

(/いえいえ！お気になさらず！移動して頂きありがとうございます！、また優しいお言葉もありがとうございます…！お言葉に甘えまして数ヶ月ほど仕事が繁盛期の為にリアルタイム返信が難しいかもしれず、加えてスマホでのお返事になるため待たせることが多くなってしまうかもしれない事をお伝えさせて下さい…！一ヶ月に一度は必ず返せるようにしますので！
そして交流文をありがとうございます！早速お返事をさせて頂きます…！)

(何かを隠さんばかりに反応の違和感を彼女が零すと、その原因が己にあるとは疑わず眉間にシワを刻んで怪訝がるように眼を細め。舌先の割れる舌を挑発するようにダラりと落としてからビシと空いてる片手の中指を立てて「急に何笑ってんだよ」意味わかんねぇ、とでも言いたげな顔付きで彼女の浮かべる笑をこらえるその表情変化を理不尽にも指摘を行って。持ち掛けられた誘いは普段であればぶっきらぼうに答えることなく断って終わりなのだが、今こうして中途半端に好物を目の前にしたことで出来たてのまだ暖かいそれに舌鼓を打つのが堪えることが出来ず「＿＿仕事が終わればな」なんて明確の拒否や否定じゃない、素直でも無いが彼女の返事次第で受けれると言った不器用な返事を述べて。手掴みに掴んだそれへ大口を開きガブリと食らいつけば広がる甘さに疲れが緩和するようで、数回の咀嚼の後飲み込んで「美味い。」短くも素直な感想を、それから手に持つそれを彼女へ向ければ″ほらよ″と彼女にも食べさせるように間を置き、彼女が食べたなら感想を待つことなく「美味いだろ。出来たてはもっと美味ぇんだ」口角を持ち上げ得意げに続け)

(/こちらこそお返事大変遅くなってしまい申し訳ありません！この時期が忙しいのは皆さん同じだと思いますので、主様のペースでお返事頂ければそれだけでもう充分過ぎるほどです…！とはいったものの、こちらも当分落ち着かない日が続きそうなため数週間おきにロル返せたらいいな、という頻度になりそうです。それでも必ずお返事は出しますので、お相手続けて頂けたら幸いです。)


(忘れていた"仕事"の二文字にう、と思わず顰め面を。自分が慕う彼にはどうしたって大嫌いな単語が付いて回るさだめらしい。それでも直接的に断られなかった、というだけで既にそれは自分の中で許可と同等の意味を成し、嬉しげに笑みを湛える結果となり。だがそこで「お仕事手伝います 」という台詞も発想も出てこないのは流石、としか言いようのない自己中心的さだろう。何せ今彼女の頭の中を占めているのは、自分が買ってきたものを美味しいといって食べてもらえた幸福感のみであり、年中お花畑のその頭は輪を掛けてふわふわとした思考回路になっている。それ故に、一度手渡されたフレンチトーストを笑顔に純粋な疑問を浮かべ見つめて。何故渡されたのか分からない、それは思考回路云々ではなく経験がないからといえばそれまでなのだが、どうやらこれは自分が食べていいものらしいと感づいてから漸く一口、ふわりとしたそれにかぶりつき。柔らかい。まず最初の感想はそれだった。確かにお店で受け取った時の温かさはなく冷えてはいるのだが、それでも時間は柔らかさを奪っていかず、そのまま口の中に広がっていく優しい甘さに目を閉じて堪能し。聞こえてきた問いかけに一も二もなく頷けば、溢れてくる感想を口にしようと思うのだが口内にはまだ食べ切っていないフレンチトーストが占領しておりもごもごと言葉にならず。喋られないもどかしさに仕方なく身振り手振りでわたわたとその感動を伝えて。数秒後、最後の一切れをごくんと飲み込んでトーストの甘さが残った指先を舌でれろ、と舐めとればお裾分けの礼を口にして。続いてこちらもまだ渡すものがあったのだともう一つの紙袋を引き寄せ「赤の騎士さんから貰ったものなの。買ってくれたのは騎士さんだから一緒にどうかって誘ったんだけど、仕事があるから二人で食べてって」そんなざっくりとした説明をくわえながら手渡すと、開けるように促して。)

(/お優しいお言葉を有難うございます…!それでは暫くご迷惑を掛けると思いますが、のんびりとしたペースにてお付き合いして頂ければ有難く思います…!どうぞこれからも宜しくお願い致します！/蹴り推奨)


(普段の食事と言えば仕事熱心が功を制してと言うべきか、普通の食事時間よりも大分遅れた時間に一人で行う事が多い。何処かに食べに行くと言っても誰かを連れ添っていくなんてことは無く、一人で向って一人で帰ると言った暮らしぶり。誰かと同じものを話をしながら食べる等指折り数える分では指が足りなくなると言う程に久しい物で。己の好きな物を、言葉が無くとも身振り手振りが無いを言おうとしているのかは確りと伝わって。分かり易いその反応は幾ら鈍感だとか人の気持ちが分かっていないだとか口々に言われる己にだって良くわかる。そんな分かり易さを"く、"と喉を鳴らすように燻る音で笑い声を音を立てて。疲れた体に沁み渡るような甘く癒されるフレンチトーストを食べ終える頃に、説明と共に持ちだされたそれに耳を傾けて。"へぇ"と珍し差し入れと共に、彼女がフレンチトーストを買って来れた理由も今し方上がった世話焼きの名のお蔭で点と点が繫がって、自分とは真逆とも言えるほどに世話焼きで気を使いしいの彼の姿を頭に浮かべつつ「それ、俺にじゃ無くてお前にだからお前が食え。＿＿俺は腹一杯だからもう食えねぇ」同時に彼と言う男の性分をも思い出せば無類の垂らし、己の事を理由の一つにして彼女に渡したかったのだろうと察しが付く。その意を勝手に汲むと代わりにポケットより煙草を取り出して、部屋の主の意見を聞く事無くカチリとライターで火を灯し。)

えぇ？あたしぃ？
(自分に、と言われても既にキャンディを貰っているのにと思わず首を傾げて。これまた今更だが出会ったばかりだった彼にこんなに良くしてもらう義理も意味もないはずだがと、嬉しくもあるがやや困惑の思いで突き返された紙袋を見やる。それでも2人で食べるにしろ、1人で食べるにしろ、兎に角まずは中身を拝見しようと紙袋を漁り始め。中から出てきたのは綺麗に包装された色とりどりの…スイーツだと思われるもの。確信が持てないのはスイーツという枠に収まりきらないその色彩とコロンとした可愛らしい形がまるで雑貨のようにも見えるからで。記憶を辿ってみても、退廃的な雰囲気に包まれた路地裏でこんなものを目にした経験、とてもじゃないがあるとは思えない。小さなその形を壊さないよう、指先でちょんと摘み上げまじまじと見つめては「これはなんていうスイーツなの？」狐目を好奇心にまん丸くさせながら尋ね。)

(紙袋より出て来たスイーツを横目に盗み見れば、そこから現れたのは味は置いておいてもその見た目から女性が好むだろうそれで。先の予想は確信に変わり、ふーと肺に落とした煙を長く吐き出しては己には生まれ変わらない限り到底出来そうも無いその気配りに頭を捻り。とは言え、彼女はそれを知らないらしい。疑問符を作り上げるように尋ねるその様子が矢張り年頃の女性らしさからは遠退いているようで、本人に申し出れば否定や不機嫌が顔を出すのかもしれないが女性らしくないその反応が己にとっての居心地の良さとなり。「マカロン、だろ。女はガキでもババアでも全員が好きなんじゃねーの？」懐より持ち歩いている携帯用の灰皿を取り出せばそこに溜まっていた灰をトンと指先で叩くように落として。淡い色合いの其れを指先に持つ彼女は、己の渡した不格好な服を纏うよりよっぽど似合っていて。「見てるだけで甘ったりぃの」パッパと手払いを示しては横目に向けていた視線を逸らし吸い終えた煙草を灰皿に押し込んで)

マカロン…！
(初めて知ったその名前は成程、摘み上げたそれに何ともぴったりだと一度感慨深げに繰り返し。ふと、頭を過ぎったのは同名の、しかし実態はまるで違う危険物。ラムネやらチョコやら仮の名としてスイーツの名を持つそれらは確か違法ドラッグと呼ばれていたか。それではマカロンと呼ばれていた桃色のタブレット、あれもまたスイーツの名を持っていたことになる。目の前のマカロンよりも、ずっとずっと慣れ親しんだ紫煙の香りに意識は薄暗い路地裏へと飛んでいく。座り込む友人、乱雑に捨て置かれた瓶や缶、漂う酒気と据えた匂い。口の中が段々と乾いていくのは、あの頃への郷愁かそれとも戻ってはいけないという危機感か。兎に角乾きを癒したい一心から舌足らずな調子で「ちょーだい」と無意識に強請ったのは甘いマカロン、ではなく仕舞われようとしている煙草であり。図らずも甘ったるい、と評されたマカロンとは似つかない媚びた甘さを含んだ猫撫で声に、はっと我に返り。乗り出したその身をそれとなく戻しながら愛想笑いで誤魔化して。久しぶりに聞いた自分のその様な声にキツいなぁと内心苦笑いしながら、食べたさ半分誤魔化し半分でマカロンを口に放り。口の中に広がる甘さを堪能すれど、いま求めているのは苦さなのだと相手の動向を気にしながらも遠い意識の中そんな感想を抱き。)

＿＿……気色悪ィ声出してんなよ。(耳に纏わりついて離れないような甘く蕩ける様な声は、途端に彼女の性を強く表現してしまう。ぞわり、と背筋が震える思いで顔をくしゃりと顰めるとぴしゃりと言い切る様に失礼なその一言を向け。普通の男性ならば、ころりと絆されて煙草だけではなく有り金全て叩いて貢ぐのかもしれない。それほどまでに、甘く心を縛り付ける様な纏わりつく声を意識から引き離し。残り数本しか入っていない煙草ケースに纏めて入れている一本のライターをポンと投げ渡せば「今度、倍にして返せよ」なんて見返りを求める始末。もしも、己が庇護欲の強い他の住人だったならば女性相手に煙草を渡すなんて真似はしなかったのかもしれないが、マカロンを見た直後のきらきらとした雰囲気はすっかり姿を隠してそれを食べる彼女の様子を見てか、差し出すことに躊躇いは無く。「＿＿何か困ったこと有れば言いに来いよ。拾ったんだ、面倒くらい見てやる」ぐぐ、と背筋を伸ばしてから置いていた工具箱を手にし。僅かに片方の口角を持ち上げれば「それなりに楽しかったぜ」身体を起こし立ち上がっては、捻くれた物言いながら本心のそれを残して"またな"の短いが次回を確り濁した言葉を置いてその場を後にして。)

(/素敵な交流を有難う御座います…!一先ずキリが良さそうなので回収をさせて頂きました！、次ですが、ご希望のシチュエーションやキャラがいましたら遠慮なくお伝え頂けると有難いです…!)

(吐き捨てられた一言に思わず体が硬直するのを感じ、しかしそれら全てを覆い隠すべく何時もより尚明るい笑みを浮かべると「ごめんなさぁい」そう一言謝ろう。育ちを垣間見せる事はどうにか避けて通りたかったが、骨の髄まで染み付いた習慣は中々抜けてくれないらしい。何故だかきりきりと締め付ける痛みに知らない振りを決め込み、放られた煙草をどこか覚束無い様子で受け取って。先程まではあんなに渇望したものはいざ目の前にしてみると、そこまでの興味はない。ように思える。それでも特に理由を持たないのに手を付けるのが煙草や酒の嗜好品というもので、慣れた手つきで一本箱から引き出せば上下の歯で咥えライターをカチリ。一瞬小さく燃え上がった炎を無感動に見つめながら、喉を通り肺を満たした紫煙を諦めだとか哀しさだとかを綯い交ぜにした溜息と共に吐き出して。煙草を好む女性は異性に好かれないわよ、と女医が注意を施したこともあったかと今更思い出しても仕方がないだろうに。あーあ失敗しちゃったな、なんて髪を一房弄り回すも掛けられた言葉にはへらりと笑って困ったことがあればお願いするわと眉を下げる独特の笑いを零し。去り際の言葉に「えー、あたしはビルさんと一緒で楽しかったんだけどなぁ」なんて悔しげな顔一つせず笑顔で言ってのけるとこちらもバイバーイと手を振って。)


(/蜥蜴のビルさんには長々とお相手ありがとうございました！次はまだ絡んだことのないお方に頼もうと思いましたが例の如く主様よってお相手を指名して頂ければ幸いです…！シチュエーションとしましては、赤の騎士さんに伺っていた遊園地を訪れてみたく思っております。

それと随分今更ではございますが、初めてうちの娘のイラストを拝見させて頂きました！可愛らしく描いて頂き本当にありがとうございます、娘共々とても嬉しく思っております…！)

ダム：＿＿＿。(そろり、そろり、と音を潜めて庭園を進む。時に聞こえるガサガサと言った人の気配から露骨な反応で逃げる様に森に続く道を進んでいれば、人の気配が遠のいた事に安堵の吐息をふうと落とし。「遊園地に行くのも一苦労だ、＿＿第一、蜥蜴がもう少し緩ければ問題が無いと言うのに」誰から逃げているのかが明確にわかる独り言を落とせばその呟きからわかる様に、行先は遊園地、そして今から仕事を堂々と抜け出すらしい。被る帽子を今一度確りと被り直しては背筋をぴん、と真直ぐにしてから城への方角を一瞥。ゆるりと口角を持ち上げて脱出成功を祝う様に歩みを再開し)

ユニコーン：(ぽかぽかと温かい森の中を何処行く当ても無く、結んだ長い髪を時折風に乗せてふわりと揺らめかしながらのんびりマイペースに歩いていて。暑すぎず寒すぎない、心地のいい日当たりが普段は引き籠りがちの己を外に導いてくれるようで進む足取りは決して悪くない。とは言えどこに行くと言う行先が無ければ足は迷う様に適当を進み、気づけば軽やかな音に誘われて辿り着いたのが遊園地で。賑やかなその場所を見る様に目線を上げるも、男一人で遊園地と言うのも。と言った様子で二の足を踏んでしまい、考える様に腹部の辺りで腕をゆったりと組みながら〝むむむ、″と瞳を細めて)

公爵夫人：また気掛かりなことが有れば何時でも呼んでくれ。(大きな扇子を広げながらカラカラと高笑いを纏いつつ「無論、出張費も確り頂くぞ」ぴしゃり、と広げた扇子を畳むのに合わせてちゃっかりとした守銭奴気味の台詞を述べてメイドの休憩室より姿を現して。手土産にと貰った幾つかの菓子が入る紙袋を手首にぶら下げればそれを持ちつつ廊下を進み。日の高さを確認すれば、少し急げば暗くなる前に帰る事が出来ると確信を得てから少々速足にて廊下を進み。「行きはよいよい、帰りはこわいとは正にこのことか。遊園地までに掛る時間は――。」迷うことなく慣れた足取りで庭園を進めば小さくつぶやいて)

(/それでは三名ほどの交流文を提出してみるのでお好きなのを選んで頂けると助かります…!もちろん、違う住人が良ければそちらを提出致しますので…!
そしてイラストの確認を有難う御座います…！またお借りすることが有ると思いますので、もしイメージと違うなど有りましたら遠慮なくお伝えくださいませ！)

>ユニコーン

ってて……うわぁ
(森に入ったばかりの頃は確かに気持ちの良い日差しと鳥の囀りに包まれていた筈が、どこでどう迷ったのか次第に暗くなっていく道。焦りから獣道に入り込み無我夢中で駆けていると突然ぱっと目の前が開け、久し振りの太陽とその強過ぎる光度に目が眩みすってんころりん転がって。打ち付けた臀部を擦りながら立ち上がり、ふと自分の姿を見下ろせば目に入ったのは汚れたTシャツで。頂き物の服なのに、と慌てて土や草を叩き落とし一息ついたところで耳に入ったのは賑やかな音楽。何気なく顔を上げれば目の前に聳える目的地に気付き感嘆の声を漏らして。書いてもらった地図は結局使えていないが辿り着いたのだから良しとして。さて入り口はどこだろう、と辺りを見回せばいつから立っていたのかそこで漸く先客の存在に気付き。綺麗。陽の元で煌めく髪を見て胸中に浮かんだのは端的だが純粋なそんな感想。それ故に額から生えた角だとか、変わった衣装だとかは一切目に入らずに。長い髪が結ばれているのを見て安易に女性だと判断すれば興奮をそのままに「とっても綺麗な髪ねぇ…！あたし遊園地に来たんだけど貴女も？だったらだったら一緒に回らない？」なんて同性と思い込んでいるが故の気安さから声を掛けると、さくっと距離を詰め腕にトントンと軽く触れ。)


(/三人も絡み文を書いて頂きありがとうございます！それではユニコーンさんにお相手お願い致します。イラストはイメージどストライクですのでどうぞあのままお使いになられてくださいませ！)

＿＿、どうも。アリス、(落ち着きある木々の囁きの他は賑やかで楽しげなミュージックだけだった空間に、人の声が届くとマイペースさが浮かぶ動きで振り返り飄々とした雰囲気で表情を笑みに変えると細めた眼にその姿を確りと映し捉えてから、よもや己の事を女性だと勘違いしているとは思わずに軽さを持った声色でくすりと小さく笑い声を上げ、賛辞の言葉に浅く顎を引いた会釈を示し「ありがと、＿＿一人で遊園地に行くのは虚しいから、迷ってたんだ。喜んで、」人好きをする性分なのだろうか、人見知り知らずと言った様子のその反応を見つつ、先ずは誘いを受けたと言った様子で返事を急ぎ。行くか帰るかと迷っていた足先は彼女から誘いを受けた事で迷いが消え、華やかにライトアップされる遊園地に向き「僕はユニコーン、遊園地は初めて？」とんとん、と足先を弾ませるように軽い足取りで遊園地に進み、己の名を紹介すれば「アリスはどんな乗り物が好き？」敷地に踏み入れば世界が変わるような色彩に溢れるその場にて、慣れていると言えど感動を覚えるのはシーズンに合わせた装飾が随時行われるからだろうか。右では絶叫アトラクションに悲鳴が上がり、左では空を歩く様に乗り物が動く。そんな周囲を一瞥しては浮かべる笑みをより強めて質問を、)

(/返信かなり遅れてしまい申し訳ありません！まだこちらを見て頂けるよう祈りつつ続きを上げさせて頂きます…！)



(一人で遊園地は虚しい、という台詞にはてと首を傾げる。そういうものなのだろうか、なにせここに来てから初体験が多いもので今回の遊園地行きもちょっとそこまでといった気分で来ており。それならば確かにこの人を捕まえられたのは相手にとっても自分にとってもラッキーな出来事だったのだろう。お誘いを受けてくれた相手に笑みを向け、自己紹介を受ければ、額から生えた存在感のある角に視線をやりながら一言宜しくね、と言葉を返し。蜥蜴に騎士にユニコーン。ここにいる人達があまりに普通なため偶に忘れてしまいそうになるが、こういう時に「ああ本当に不思議の国って感じ」なんて他人事めいた感想がふっと浮かぶ。そうしてこちらは自己紹介を返さない流れもまた慣れてしまったもので、その理由を聞こう聞こうと思って結局いつまでも聞けていない。そんな思考の波に攫われかけた時、投げ掛けられた質問に意識を浮上させれば「今日が初めて！」楽しみで仕方がない、といった声色でそう答えよう。好きな乗り物と聞かれては人差し指を顎に当て暫し思案を。幾ら考えた所で訪れたこともない遊園地の乗り物に好きも嫌いもある筈がないとワンテンポ遅れて気が付けば、まだ入口だというのに気分をざわざわと高揚させる音楽に耳を澄ませ、より心惹かれた方を指差し)
んーっと、右に行かない？

(/いえいえ！お返事遅れは御相子様なのでお気になさらないで下さいませ…!お返事は遅れてしまいますが、トピを捨てる事は有りませんのでご安心くださいませ！)


変なことを言うね、本当も何も――今までだってずっと不思議の国だよ。(不意に、と言った様子で漏らされたその感想にくすくすと小さく笑い声を零せば長い髪の毛先を揺らめかす様に笑い声に合わせ肩を揺らし。遠慮なくズイと距離を詰めれば顔を寄せて覗き込み「僕からしたら、君も随分不思議かな。この状況を改めて不思議だって思うなんて、今まで此処が不思議の国だって忘れてたみたい」ゆるうり、と口元に笑みを浮かべては覗き込んでいた眼を細めつつ真直ぐに見つめるべく眼差しを向けて。遊園地が初めてだと述べる彼女に対して近づけていた顔を引き戻せば選ばれた乗り物の方角へ顔を向け、キャアキャアと声高らかに上がっている悲鳴に耳を傾けつつ「勇気が有るね、女の子なのに怖くないの？僕は怖いなぁ」選ばれた乗り物の方角へ足先を向けつつわざとらしく驚くように、そして怖がらせるような声色でおどける様なすっとぼけた返事を添え、両肩を持ち上げ。「なんて、怖いのは嘘＿＿スリリングが好きなティーンには少し物足りないかも」怖がらせるのはこの辺で、とフォローを入れつつ初めてだと言う彼女が必要以上に怖がってしまわないように選んだのは地面から空に向けて勢いよく飛び上がり、垂直に降下しまた空へ浮上する、それが何回か繰り返されて再び地面に戻ってくるジェトコースターと比べれば勢いは有れど周囲を高い位置から見渡せるアトラクションで。スタッフに誘導されるように席に案内されれば隣に並ぶように席に付き、発射を待つ間に顔を向ければ「怖かったら手つないであげる」なんて悪戯めかした表情で持ち掛け片手を差し出して)