♥ 2018-03-04 16:55:22 |
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▼マティア
>レッド様
(普段の彼の明るい笑顔からは想像もつかないほどの妖艶な微笑みに、その瞳に射抜かれた感覚が身体中を駆け巡り、背筋にぞくりとした感覚が走る。それは一瞬だったものの、その感覚に思わず口を噤み。頭を撫でた手の温度にやっと身体が自由に動かせるようになれば自ら頭を下げて「恐れ入ります。貴方にお褒めの言葉を頂くと、天にも登ってしまいそうな気持ちになる」と。)
……、はい。
(この大らかさに救われている自分がいる。額の、相手の拳が当たった位置に自分の手そっとを当てて素直にこくり、と頷き。直後に自分の言葉で今まさに逃げ出さんと自身の補助器具に言葉を掛けた相手に瞳をすぅ、と細めれば自分も“猟犬”と形容されるその足に力を込め。魔法に勝てるとは到底思っていないが、それでも細かい魔法が苦手な自分がそこを補うために鍛え抜いた足であることは確かで。その脚で相手の向いている方向へと回り込めばその手首を掴もうと手を伸ばし)
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