♥ 2018-03-04 16:55:22 |
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>オズワルド
( 夕暮れ時の橙色に染まった日射しが、少しばかり暗くなった辺りに物の影を落としている。珍しくあれやこれやと引っ張られては、あちこちの綻びを直して回った今日半日。現状況に甘えでもしていたか、普段の倍の仕事量に些か疲れが残る様子で木に凭れ掛かっていては、頬を撫でる風に気持ち良さげに目を閉じていて。いつもは後ろへかっちりと撫で付けている髪も数房、額に落ちている様から此方を慮ってか、単なる冷やかしか。随分と精が出てたじゃねぇかと通りすがりの帰宅途中の兵士に人懐っこい声で掛けられた。此の国の者は揃いも揃って外の者に臆さないのだと溜め息を吐けば、「放っておけ。此れが本来の仕事量だ。__、、もうすぐ日が暮れるだろう、奥方を待たせる前に早く帰るといい。」と鬱陶しそうに手を振り。すると顔をしかめられるどころか、其れにも軽快にそれだけ言えれば十分だ。と笑いながら去って行く彼に呆れにも似た感情を抱いて。それから暫く葉の擦れる音に耳を澄まし、ゆるゆると目を開ければ、合流したか兵士たちが楽しげに道を歩いて行く様子が遠くに見え、ふと脳裏に過ったのは栗色の愛しい彼の事。今日は一度も会っていない。彼の顔を拝まねば、夜も眠れないかもしれない。馬鹿げた発想のまま一言呟いた。 )
__、、彼に会いたい。
( / 参加許可ありがとうございます。いえいえ、遅レス気味なのは当方も同じ故、お気になさらず。
此方こそ、曖昧な設定に丁寧なお答えをありがとうございました。その中でも同じ国というのはやり易いという点で同意件だったため、此方としてもイメージしやすく、早速、拙い文ではありますが絡み文を投下させて頂きました。ですが、ロル数が中には収まらず、、大変申し訳ありません。次回からは気を付けていきたいと思っていますが、長すぎる、絡みづらい、やっぱり合わない、イメージと違ったなどあれば、絡み途中でも構いませんので、遠慮なく仰ってくださるとありがたいです。 )
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