カタバミ 2018-03-01 19:09:33 |
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>イザベラ
(彼女の言葉に頷きながら、再び歩もうとして。──だが、体に違和感を感じ取りその部分へほぼ反射的に視線を変えるとつま先から蒸発するようにじわりじわりと消え始めており。ああ、もうそんな時間かと目を伏せて。まだここへ残る事など許されないと宣言するように容赦なく、待ちもせず消失は進んでいき。)
……ごめんよ、イザベラ。そろそろお別れだ。…また今夜、会いに来てくれるかい?
(次第に曇りだしてきた心をあまり表へ表さないよう気をつけたつもりだが、それでもやはり完全に抑える事は出来ず。黒い髪は変わらず風に優しく揺れていて。)
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