カタバミ 2018-03-01 19:09:33 |
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とっくに日の沈んだ静かな時間。誰にも内緒で家から出て、冷たい空気と夜の闇に覆われた街中を歩いていく。街灯も人の気配もない狭い路地裏の奥深くには建物と建物の間に挟まれた行き止まり。淡く発光するガラスで出来た球体は宙に浮かび、身体中に目を持つ愛嬌たっぷりの犬が辺りをうろつき、真っ赤なハイヒールは隅の暗がりで華麗に舞う。その中心には、錆だらけの鳥籠の頭をしているヒトがどっかりと座っていて……。
みたいな現代の中に潜む不思議な存在達をテーマにした世界観、めっちゃいい。建てる気はないけど、あったら普通に参加しちゃいそう。
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