2018-03-01 17:23:10 |
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( ロル練 )
_..起きれるのですか、ディアナ様。非常に僕は不安なのですが。
( 目の前の彼は腹が立っているらしく己に対しても冷たい口調で。笑ってしまった事は確かに謝罪はしなければならないが、可愛かった為つい笑ってしまって。不可抗力だから仕方が無い。なんて思いながら腹を立てて態度を変えない彼にふ、と息を吐き出しては起きる、と断言した彼の言葉に驚いたのか目を瞬かせじ、と見詰めれば不安げに上記を述べ。普段目覚ましが鳴っていても起きれない彼に、自分で起きれる能力が有るのかと聞かれれば無いだろう。挑戦する事は良いのだが、起きるまで部屋に入れない事がとても不安な様で眉を顰め。相変わらずの言葉に僅かに笑みを深め「_ディアナ様に食べて頂ける等、本来では有り得ない事、ですからね。僕の作った物を食べて下さるディアナ様にはとても感謝しております。..ずっと疑問に思っていた事を1つ聞いても宜しいですか。もし、僕以外の誰かがディアナ様の食事を作ったとしたら、僕が作ったんじゃないと判りますか?_..はい。ですが、本来はいけない事でしょう?執事が主人様に我儘なんて。」と。目の前の主人は己の料理を好いてはいないのかもしれないが、もし他の誰かが作ったとしても判るので有れば、其れはとても嬉しい事で己だけの特権になる。それに主人に我儘を言える執事は良いのか、とは思うものの其れが僕達の関係。なんて考え彼を見れば僅かに笑みを浮かべている姿で思わず釣られる様に頬を緩めて。「_..はァ、何も言っていないのなら宜しいのですが。僕にとったらディアナ様の事に関して、何事も無駄な事では御座いませんので。」無駄だと言われたとしても己にとったらそんなの無駄では無く、寧ろ主人の事ならばどんな事だとしても重要で思わず言い返す様に告げ。背後から聞こえた声に振り返れば似合っている姿に笑みを浮かべ「_はい、とても。ディアナ様にしか着こなせませんね。ですが、__。」と言いかけゆっくりと自慢気に服を見せる彼に歩み寄れば、曲がっていた蝶ネクタイに触れ真っ直ぐに直せば納得いったのか小さく頷き彼に目を遣れば「_これで完璧です。お似合いです。..では、食事に行きましょう、シェフ達がお待ちになられておりますので。」とにこやかな笑みを浮かべながら扉を開けようと彼に背を向けて扉に向かおうとして。 )
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