船 2018-02-28 19:12:05 |
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ㅤㅤㅤ── ん、(ㅤ差し出された手をがっしりと掴み乍立ち上がると、久々に感じる低いと見せ掛けて実は高い体温に目を細めて。しかし何時迄も掴んでいるには不自然で ありがと、と名残惜しさを感じつつもそっと手を離し。そうするとやっと何時もの様に少しだけ自分より下になる彼の顔。矢張り此方の方が落ち着くと見詰めていたけれど ふと数秒前の彼の提案に目線を逸らしながら考えを巡らせて。駅から此処迄直行であったが 近々料理配信をしようとしていた為に冷蔵庫に食材が無い訳でもなく、今から男二人分の料理を作る体力も残っている訳で。なら無理に断る理由も無いなと笑顔を向ければ )ㅤ── ええよ 志麻くんは何か食べたいもんある?大したモンは作れんけど (ㅤと 問いかけ乍 今度は落ち着いた手つきで鍵を開け ドアマンよろしくドアを開き、どうぞ? と。 )
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