噂話 2018-02-27 15:25:17 |
通報 |
>花子
……器用なんだか不器用なんだか。で、どう?取れそうか?
(最後まで紡がれなかった言葉が気になるところだが、それよりも普段は余分なほど明るい相手の暗い表情に流石にキツく言い過ぎたかと密かに反省して。その反省を口にするよりも相手の空元気の方が先を越せば後で一言謝るかと考えておき、己の携帯を探し始めた相手を見守り。場所を探り当てたのか動きを1度止めこちらに手助けを要求する相手にはいはいと腰を上げ相手の背後へと回り、片膝立ててしゃがんでは相手を支えるために手を伸ばし。しかし、思春期故か己の耐性故か、幽霊と言えど女子相手に体を触るのは悔しいが遠慮したい事で、一瞬どうするかと躊躇った末指示通りの腰辺りの服を片手のみでぎゅっと掴み、万が一にでも落ちないようそれなりに力を入れ備えて。床に頭を突っ込んでいる後ろ姿を見ては、こうも簡単に透けてしまえるのにそれをちょっとの手違いで上手く操れないのかと己には理解したくとも出来ない領域の事に僅かに首を傾げ。自分には見えない向こうの状況に、相手の様子を見ながら上手くいきそうかどうか尋ねてみて。)
>東海
ここでもない、か……あれ、戻ってる。
(音の原因を突き詰めようとしつつ、自分のスマホを探して足元ばかり見ながら室内をフラフラと歩き回っていて。しかし、探し回っても見つからないため、1度足を止めここでもなかったかと落胆気味にふぅと息を吐き顔を上げると、いつの間にやら入ってきた扉付近にまで戻ってきていて。ぐるぐると回っているうちに戻ってきたのだろうかとも思ったが、流石にそんな事になるほど広くも入り組んでもないこの場所ではおかしい。後ろを振り返り首を傾げると、ふと棚に違和感を感じ、入った時と場所が違うように思えば、まさかだがある考えが生まれ。加えて、誰もいないはずの部屋から音が聞こえたなんてそう言うことだろうと考えつけば、図書室に現れるとしたら彼だろうとほぼ確定し。「東海か……なあ、俺のスマホ知らない?知らないなら知らないでいいけど、ちょっとの間何もしないでくれよ。」そう誰もいない空間に話しかけてはもう一度スマホを探しに歩き出して。)
トピック検索 |