ほのか 2018-02-25 17:46:31 |
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そういえば…あの人、名前がないって言ってたな…
こんな時にいらない事を思い出す
私の名前は…
あの人につけて貰えないだろうか
相手に取って迷惑だろう
でも、その考えが頭をよぎってしまった
さっきの人達、不思議だけど、優しいし面白い人だったな…
そう思いながらなぜか覚えてる歌を歌った
「…月明かりに照らされて、私は泣くあの人に気付かれぬように、あと人は川の近くで私に気付かれぬように泣く
でも、知ってるよ」
あ…この歌おばあちゃんから聴いたのかな…この歌…続きがあるんだよね
「私は悲しい思いをさせぬように屋根からとび降りる、彼は辛い思いをさせぬように川に身を投げる。二人の清き愛と恋はこの夜空に散って」
そこまで歌って私は病院へ戻ることにした
やっぱり男の人を諦められなかった
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