交換小説しようよー

交換小説しようよー

ほのか  2018-02-25 17:46:31 
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題名のそのまんまだよ!
皆で○○小説を作ってくんだよ!
一日30行まで!
完結するまで続けるよ!
ハッピーエンドもバッドエンドも君次第!
よろしくね!

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  • No.70 by ほのか  2018-04-24 14:28:37 

「女医さん…助けて…」
私はこういっているつもりなのに口から出るのは
「うぅ…はぁ…」
という声
私どうしちゃったの?
シシニタイシニタイシニタイシニタイ
コワイコイワイコワイコワイコワイコワイコワイコワイコワイコワイコワイ
これが絶望した時なんだ。
「お前なんか、いらねぇ。きえちまえよ。」
「あっち行ってよ。気持ち悪い。」
嫌…私をいじめないで…
気が付いたら銃を女医さんに向けていた。
「ハァ…ハァ…ハァ…」
コノセカイヲツクリダシタノハ…ワタシ?

  • No.71 by KENJI  2018-04-28 00:13:50 

『ここが37番通路だから、この先が出入り口ね。ん?おかしい。37番通路はNICUの向こうのはずなんだけど・・・。ん?』

”女医”が女の気配が違うことに気付いて後ろを振り向くと、女は”女医”に銃口を向けていた。

「ちょっと、あんた・・・。」

と、言うか言わぬかのうちに、ブシューという音と共に、”女医”たち2人をを白い煙が包み込み、”女医”と女は白い粉に覆われてあたり一面真っ白になった。

「ふーっ、取り敢えず”1面はクリア”ってところね。」

白い煙が収まると、その向こうには”女医”たちに消火器の噴射ノズルを向けた女2が立っていた。女2はカレシに、銀座での喫煙客のために持っていたダンヒルのライターを手渡して

「2人で肩車して、10歩後ろの天井の熱感知器をライターであぶってくれない?」

と言った。カレシはオトコにライターを渡してオトコを担ぎ、オトコは女2に言われたとおりにした。ライターであぶられた熱感知器は、”火災”を感知し、37番通路を防火扉で封鎖した。10歩後ろに下がっていたオトコとカレシは、防火扉の内側、すなわち中央通路に残された。防火扉の内側から

「おい!銀座の姉ちゃん、どういうつもりなんだよ!」
とオトコが怒鳴った。

「ごめんなさい。あなたたちにはNICU用の酸素ボンベを交換して欲しいの。外に酸素ボンベを積んだトラックが停まっているはずよ!後はNICUの看護婦さんに聞いて!」

カレシが答える。
「分かった。で、君達はどうするつもりだ?」

「もうすぐ”雨が降る”はず。早くNICUの待合室に入って!」

熱感知器は、防火扉を閉めた後、消火用スプリンクラーを作動させ、扉の外側にいた全員、すなわち、”女医”と女と女2と、バズーカ砲を担いだ男の4人をずぶ濡れにした。

「・・・先生と、拳銃を振り回すバカ女の頭を水で冷やしてから、アイデアを練り直すわ。」

女は、女2の後ろでバズーカ砲を構えている男と目が合った。男はベッドで寝たまま病棟へ連れてこられた時と同様にほほえみ、女は、今が夢などではない現実だと知り、胸が熱くなった。

  • No.72 by ほのか  2018-04-28 06:39:09 

「…あ…れ?私何やってたんだろう…服がびしょびしょ…」
私が気が付くと周りに人がいて私はびしょびしょだった。
拳銃はきちんと持っている。
… 駄目だ。思い出そうとすると頭が痛くてクラクラする…。
でも、有力な情報を手に入れた。
この世界はある少女の為に出来たもの。
しかしその少女は夢を失い暴走した。
だからこの世界で少女の夢を叶えなければいけない。という事。
これを女医さんたちに説明した。
そして横に少し目を写せば、男の人がいた。さっき見たのはやっぱり夢じゃない…。
でも私はすぐに目をそらした。
なんだか仲良くなったら誰かが苦しむ気がした。
私なのか…男の人なのか…それとも別の人なのか…。
まぁ、いいや。

  • No.73 by KENJI  2018-04-29 00:05:16 

神父は責任の重みで耐えかねた看護師を抱えてベッドに寝かせ、女の時と同じように毛布をかけた。

「なぁ神父さん。ウチ等これからどうすんの~?先生等は行ってしもたし~、看護婦さんはダウンしたし~。」

「どうしたものでしょうなぁ・・・。わたくしたちは医療行為はできませんから、先生のお帰りを待つか、看護婦さんが目を覚ますのを待つか・・・。」

「あ、そや!他の病棟から医者とか看護婦とか呼んだらええやん!内線もつながるみたいやし!」

神父は女1を暖かく諭すように答えた。
「ここは感染症隔離病棟なんです。他の科のお医者さんを呼んでも、感染を恐れて誰も来てくれそうに思えません。」

「でもさぁ~エイズって、空気感染はせえへんのやろ!?それやったら、ひっつかへんように助けてくれてもええやん!」

「わたくしもそのように思うのですが、HIVに関する誤解は未だ解けていないのが実情です。だから先生は『常駐勤務医』、つまり『この病棟からは一歩も外に出ない医師』なんです。」

「ふ~ん、そっかぁ。」

女1は、紹介状を持って来たときに、他の大勢の患者とは違う通路を通って感染症隔離病棟に来たことを思い出した。
2時間ほど経っただろうか。看護師は目を覚ましたが疲労の蓄積により体が思うように動かないため、そのまま再び目を閉じて、神父と女1の会話に聞き入っていた。

「神父さん。大体ゾンビなんて、どこから何で出てきたん?エイズと何か関係あんのん?」

「さぁ・・・わたくしも存じませんが・・・。ただ・・・。」

「何なん?」

神父は聖書をひもといた。

「聖書の時代にも男同士で性行為をしていたことを示す記録がありましてね。使徒パウロは『男と寝てはならない』とか『男娼となってはならない』など、当時の信者を戒める手紙をいくつか残しております。神殿男娼と言いましてね、ローマ帝国の時代は、お金と引き替えに、男性客に性行為を売る男がいたようです。」

「援交の男版かぁ・・・。」

「当時は貞操観念が厳しく、夫の留守中に妻が不貞、まあ浮気ですよ、をしないよう、女性は貞操帯と呼ばれる鍵付きの下着を着けさせらていたようです。博物館に行けば、当時の現物もあるそうです。」

「ぇえ!?えっちさせないようにって鍵付きパンティー!?」

「ええ。しかも金属製です。当時はコンドームなどありませんから。しかし男の情欲というものは、満たされないとなるとさらに増長するのがいつの世も常でして、男が男を買う、という神様の定めに背いた行為も当たり前にありました。エイズが問題視された1980年代は、男性同士の性行為がエイズの原因と言われていましたが、エイズはHIVウィルスに原因があることは誰もが知る通りです。」

「ん~ほな、HIVウィルスはどこから来たん?」

「それが問題なのです。ローマ帝国の時代に比べれば1980年代は貞操観念の垣根が低くなっていたはずなのに、なぜHIVウィルスが爆発的に拡がったのか?、分からないのです。」

「ん~ウチが処女捨てたんも高1ん時やったし・・・中退して18からこのおシゴトしてるけど、ウチのお客は彼女おらへん男だけやなくて、新婚さんも来るし・・・。」

看護師は薄目を開けて大阪の女をにらんだ。自分の妊娠中の夫の風俗遊びが原因で自分も感染症隔離病棟にいるのだから無理もない。しかし神父たちに悟られぬよう、息を殺して聞き耳を続けた。
神父は続ける。

「これは噂でしかないのですが、そのHIVウィルスの存在理由を、この医科大学の極秘研究チームが突き止めたらしいのです。」

「ウチ等がここにいるのは、それを確かめるためなん?」

「エイズでこの病院への紹介状を書いた医師は、今住んでいるところは違っても、皆この医科大学を卒業し、この病院のある特定の研究室に在籍した経験のある医師ばかりです。」

ベッドに寝たままの看護師の眼がカッと開いた。

『主人はこの病院の何かを隠している。』

  • No.74 by ほのか  2018-04-29 11:10:24 

「何をすればいいんですか?」
私の口から声が出た。
え?私なんにも喋ってないよね?
体の自由が聞かない。
え?なんで?のっとられ…た?
そんなはずないよね!?
しかし私の体は鎖がつけられたように動かない。
は!?ヤバいヤバい…あ、まって落ち着け。
こんなあり得ない世界だ…
テレパシーとか使えるかもしれない!
まずは…神父さん!
“私“の中の“私”は目をつぶった。
本体の方は他の人と話している…
「(神父さん!聞こえますか!?神父さん!)」
私は心の中で叫び続ける
「(神父さん!気が付いて!)」

  • No.75 by KENJI  2018-05-01 23:44:47 

「ん?わたくしたち以外にも誰かおられましたかな?」
神父は左右に振り向いた。

「感染・・・え~と何やったっけ、ここ?今はウチ等しかおらへんよぉ~」

「感染症隔離病棟ですよ。ええ、確かにそのはずなんですが・・・。」
神父は立ち上がって、周りを見渡す。確かに3人以外誰もいない。

『・・・お願い、神父さん。私に気付いて!』
看護師は結婚式以来久しぶりに会う神に、正に祈る思いで、神父を見ていた。沈みかけた太陽の西日の光が看護師の涙に反射して神父の目に飛び込んだ。神父が光の方へ目を向けると、看護師が神父を見ていた。

「大丈夫ですか?ご気分は?」
神父は看護師に駆け寄って、背中を起こした。

「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・。ありがとう、神父さん。」

「看護婦さん、非常食食べる?ちょっとしか残ってへんけど。」
大阪の女は非常食と水をを持ってきた。風俗嬢も接客業の1つである。非常食と合わせて水も持ってくるあたりは職業柄、よく心得ている。

看護師は、大阪の女が持ってきた水を一気に飲み干し、少し落ち着いた。

「ありがとう、はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・他のみんなは?」

「みなさん出て行かれました。『先生の後を追いかける』と言っておられました。」

「37番出入り口ね。NICUに電話しなきゃ。」

「看護婦さん、これに座ったら?」
大阪の女が用意したものは、病棟備え付けの車いすだった。看護婦は車いすに座り、大阪の女が車いすを押した。

「はい、エヌアイスー・・・ぁ、NIC、U、でズ。」

「あなた!?私よ!いまそっちに、ここの女性医師と若い女の子が向かっているはずよ!」

「あ~ごっぢば、何でか知らんが火災報知器ば鳴りよる。ばってん、火事は起きとらんけん、心配せんでよか。」

「後から2人を追いかけて男性3人女性1人がそっちに向かってるの。男性のうち1人は大きな武器を持っているわ。」

「あ~いや~そごまで言われてもおらぁ・・・。ちいと待ちんさい。」

NICUの看護師が待合室を見ると男2人が立っていた。カレシとオトコだ。彼らの他にもう1人男が待合室のソファに座っていた。

「ダンスーが3人来ちょるが、あの3人は誰ぞね?」

「私の主人とここの患者2人よ!その2人が酸素ボンベを交換してくれるわ!他の4人は?」

「あ~あの人があんたのダンナかいね~。どごがで見たことあるっちゅ顔と思ったらば・・・。」

「この病院の医事課総合主任よ。で、4人は?」

「4人ちゅ言われても~警報が鳴っで~通路の扉が閉まってしもたさかい、分からへん。」

看護師の息は切れ切れだった。
「・・・はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・主人と電話変わってくれない?」

  • No.76 by ほのか  2018-05-02 05:58:04 

よし。もう説明しよう。運かバチか…運の試しに!
「(神父さん!聞いてください。私の体がのっとられてしまいました。でのっとったほうの体が他の人たちと何かを話しています。どうすれば良いですか!?)」
話してたりしてたら申し訳ないけど…皆が死ぬよりはこっちの方がいい。
少女の願いが「皆死ぬこと」じゃなければ…ね。

  • No.77 by ほのか  2018-05-04 22:45:04 

あげとく!

  • No.78 by KENJI  2018-05-05 21:50:44 

「どう?2人とも消火剤と水シャワーで頭が冷えたかしら?」

”女医”と女は消火剤を払い落とそうとしたが、水で濡れて落ちそうにない。

「あなたはその物騒なもの、さっさとしまいなさいよ!」
銀座の女は、女に怒鳴った。

「いや、その拳銃は撃てない。」
銀座の女の後ろからバズーカを構えた男が言った。
「俺を覚えているかい?」

「う、うん。忘れてないわ。」

「そうこなくっちゃ。お互い自分の生まれも名前も覚えてない。お互いの顔しか分からないんだ。あの時はすまなかったな。謝るよ。」

「ううん、私こそごめんね。もう大丈夫なの?」

「ああ、理性がなくなる寸前で先生に助けられた。本当に元のままなのかどうかは分からないが、一応見た目と頭はあの時のままさ。」

あの時。そう、ゾンビ化した男の腹に女が引き金を引いたときだ。

「あんたらさぁ、久しぶりのご対面は置いといて、2人ともその武器しまいなさいよ。あたいは認めてないよ。」
”女医”がなかなか取れない消火剤を払い落としながら2人に声をかけた。

「俺のバズーカもこの子の拳銃も、今は撃てなくなっている。」

銀座の女はたずねた。
「どういうこと?」

「俺のバズーカもこの子の拳銃も誤発射防止のための『安全装置』がかかったままなんだ。先生に銃口を向けて引き金を引いてもタマは出ない。」

”女医”と銀座の女は顔を見合わせた。
「あんた、どうしてあたいらがここにいるのが分かったの?」

「”女の勘”よ。」

「具体的には?」

「看護婦さんの書いた病院の間取り図。」

「と言うと?」

「あの看護婦さん、この大きな病院の外来しか勤務経験がない。大分疲れてたみたいだし、これだけ大きな病院なら出入り口番号を間違えても無理はないわ。」

「そうだったのね。あたいも『常駐勤務医』だから、決められた通路や出入り口しか分からない。」

「先生が向かうはずの出入り口は、39番よ。」

”女医”は防火扉を開けるため、名札の裏のICカードを持ってセンサーを探した。しかし見当たらない。

「先生。防火扉は火事の時延焼を防ぐために自動的に閉まるの。一度閉まったら開かないわ。」

「あんた、やけに建物に詳しいねぇ。」

「あたしはこう見えても工学部建築学科の出身。銀座の前はゼネコン勤めよ。」

「どうすればいい?」

銀座の女は出入り口を指差した。

「37番出入り口から外へ出るしかない。」

  • No.79 by ほのか  2018-05-08 20:56:13 

ちっ、私をのっとった奴が何をはなしてんのかわかんない…
しょうがねぇ、丁寧な言葉使いなんてやめて中学生の時の喧嘩魂燃やしてやる!!
(「神父さん!よく聞け!俺は中学の時に喧嘩してた!今から俺をのっとったこいつをぶったおす!だから他の皆がいるところに今すぐ駆けつけて事情を説明しろおお!!!)」
はぁ…多分…届いた気がする。
胸がいたいし苦しい。
早くこんなセかイ、オワッてしマエ

  • No.80 by KENJI  2018-05-09 21:06:31 

ピピピピピ、ピピピピピ、ピピピピピ、・・・。
”女医”の院内PHSが鳴った。感染症隔離病棟からだ。

『看護婦さんね。病棟に何かあったのか・・・。』

「先生。わたくしです。」

「神父さん。病棟に何かあったの?看護婦さんは?」

「先生・・・。もう終わりにしましょう。その女性は耐えられそうにありません。」

「・・・神父さん。本当にここで終わっていいの?今から何百年後かしら?神父さんの生まれた時代でも解決していないんでしょ?この病気。」

「ええ、1万年後の”今”ですら解決の糸口が見えません。しかし神様はその女性の願いを聞かれました。”わたくしの時代の敵とは、わたくしたち自身が戦え”と神は仰せです。はかない存在の人間が、先生をお造りになったこと自体、人間の過ちなのです。」

「・・・そう。残念ね。で、あたいはどうすればいいの?」

「わたくしの祈りの言葉で、先生に埋め込まれた”バイオプログラム”が起動します。」

「・・・分かった。どうぞ。」

「主イエス・キリストのみ名により、『アーメン』」

”女医”は女の拳銃を奪い取り、安全装置をはずし、銃口をこめかみに当てて引き金を引いた。


全ての生き物が死に絶え、何もかもが荒れ果てた大地に、神父は一人立っていた。

「わたくしこそが、『神』です。」

  • No.81 by ほのか  2018-05-10 16:48:27 

なんか、干渉しちった…
男の人はどこ?
ねぇ、神父様。もしかして貴方が神であり私が信じた少女なの?
そっか…貴方が神なら…
私は「天使」とでもいっておきましょうか。
背中に生える白い羽で、頭の上に浮く黄色いわっかで、この世界を壊し、救い、滅ぼしにきたんだったわ…
なんて大事な事を忘れていたの…
で、今から皆を復活させようと思う!
の、前に…

「神父、どういうこと?」

  • No.82 by ほのか  2018-05-13 20:58:15 

ここで完結にしても面白そう((殴
この後はご想像に任せます的な?
まぁコレが終わったらこういうのやりたい!とか参加したい!って人募集しとくね!

  • No.83 by ほのか  2018-05-17 06:21:20 

あげとくYO!

  • No.84 by KENJI  2018-09-19 22:43:53 

ピピピピピ、ピピピピピ、ピピピピピ、・・・。

NICUで待機していた医事課総合主任は自分の胸ポケットに入れていた院内PHSの音に驚いて目を覚ました。

「夢だったのか・・・。」

夢。それはこの医科大学附属病院の医師が拳銃自殺すると同時に医師自体がこの世界の全てを破壊する爆弾となって炸裂する夢だった。妻とケンカしている時にゾンビに噛まれ、怯えながらも未熟児の娘を守るためにこの病院に逃げ込んだと言うのに、居眠りして世界が破滅する夢を見るとは、なんとも呑気な主任である。

ピピピピピ、ピピピピピ、ピピピピピ、・・・。


PHSはまだ鳴り続けている。


『・・・ん?感染症隔離病棟?誰だ?』

主任は通話ボタンを押して電話に出た。

「もしもし?」
「あなた?私よ。」

PHSから聞こえる声は自分の妻である、この病院の元外来看護師だった。

「大丈夫か?何で君は感染症隔離病棟にいるんだ?」
「何寝ぼけたこと言ってんのよ、このドスケベ!まぁいいわ。ケンカは一時休戦よ。NICUにいる同期の看護師に電話を取り次いでもらおうと思ったんだけど、NICUの内線はコードレスじゃないから、内線番号帳であなたのPHSの番号を探したの。」

  • No.85 by KENJI  2018-09-19 23:32:30 

「そうだったのか。で、君は感染症隔離病棟で何をしているんだ?」
「一時的にこの病棟の患者の管理を任されてるわ。で、あなた。あなた私に何か隠してるでしょ?」
「なにか隠してるって・・・。風俗の話ならもう・・・。」
「バカ!そんなこと聞いてるんじゃないわよ!あなたこの病院の医事課総合主任でしょ!この病院で一体何をしてるの?」
「主任をしてるけど・・・。」
「もう~~~当たり前じゃない!私が聞いてるのは、『この病院の研究室で一体何の研究をしてるのか?』ってことよ!総合主任のあなたなら、研究の大まかなことは知ってるわよね?」

呑気に居眠りして寝ぼけていた主任も、だんだん記憶がはっきりしてきた。

「・・・この病院の研究チームの中には、部外秘の極秘研究グループがいくつもある。例え妻の君でも、部外者には言えない。」

「・・・あなた。エイズの研究チームはどこなの?」
「何故君がそれを知ってる?これは日米間の極秘事項だぞ。」
「日米間?」

電話の向こうの看護師は、女に腹を撃たれた男が持っていたバズーカ砲がアメリカ製であることを思い出した。

「あなた。ゾンビが出てきた理由を知ってるわよね。」
「・・・君に会って直接話そう。ゾンビに噛まれた俺も君もHIVウィルスとAKウィルスの両方に感染しているから俺が感染症隔離病棟に入っても問題ない。だが今はNICUにいる俺たちの娘を感染から守ることが最優先だ。NICUの看護師に保育器の状態を確認してからそちらに行く。」

主任はPHSの通話を切った。

  • No.86 by ほのか  2018-09-20 04:16:14 

私は飛び起きた。すると目の前に広がる白い風景
なんだ…夢…?
でも、違う…妙にリアルすぎる…
ああ…よく…分からない…
男の人…はどこ…?
すこしすると目の前が見えてくる…ガラス越しのように…
目の前には倒れて苦しそうに唸る私と、それの手を握ってかなしそうに微笑む男の人と、そろ他諸々がいた。
私…タヒんだの…?頬に一筋の涙が伝い…いつのまにか男の人に助けを求めていた。
「お願いだから…私を助けて…貴方に告白もしてないし、お礼も、謝罪もしてないの…」
だから…
『だからなに?』
突然声がし後ろを振り向くとそこには幼き少女の姿があった。

  • No.87 by KENJI  2018-09-20 19:05:59 

”女医”は院内PHSで警備員室に電話をかけた。

「はい、警備員室です。」
「さっきの常駐勤務医よ。37番通路に閉じ込められているの。37番出入り口を開けてもらえないかしら。」

警備員は火災報知システムを確認した。

「今は鎮火していますが、37番通路付近で火災が発生したようですね。今担当者が被害状況の確認に行っておりますのでそれまでお待ち下さい。」
「今のは偽の火災報知よ。でも決してイタズラじゃないの。火事は起きていないわ。本当よ。」
「病院の火災は人命に関わる重大事故です。火災報知システムそのものの誤作動の可能性もあります。ゾンビの出没で病院全体の門に封鎖命令が出ていることもあり、院内で患者が集団パニックを起こし予想外の被害が出ているかも知れません。いずれにしろ、被害状況が確認できるまでは開けることはできません。」
「・・・分かったわ。で、確認までにどのくらい時間がかかるの?」
「そうですね・・・火災報知システムそのものに問題がなく、全て先生のおっしゃる通りでしたら10分ほどで折り返しご連絡いたします。」
「分かった。それまで待つわ。で、もう1つ聞きたいことがあるんだけど。」
「何です?」
「37番出入り口付近にゾンビはいるの?」

警備員は監視カメラの映像を確認した。

「監視カメラの映像ではいないようですが、院外周辺の監視カメラには死角もありますので、絶対いないという保障はありません。その点からしても今出入り口を開けるのは危険です。あ、少々お待ち下さい・・・。」

”女医”は銀座の女を見て言った。
「あんたの『偽火事作戦』は少し大げさだったようね。警備員が堅物でドアを開けるのに時間がかかるそうよ。」

しかし銀座の女はニヤリとして言う。
「本当に大げさかしら?先生は計画と違う出入り口に来たのよ。もし先生がこのままこの出入り口から外へ出てそこにゾンビがいたら、NICUの赤ん坊はどうなると思う?」

『ん?・・・はぁ~そうだった。あたいたちの行く出入り口は、本当は39番だったわ。』

「この防火扉はゾンビが束になって体当たりしても開かないわよ。」

”女医”は場当たり的で無鉄砲な自分の性格に久しぶりに恥をかいた。PHS回線の向こうの警備員の、もしもし?もしもし?という問いかけにも気付かない。

「先生。警備員さんが呼んでるわよ。」

”女医”は、はっと顔を上げて警備員の呼びかけに答えた。

「は、はい。」
「火災現場を確認した担当者からの連絡がありました。先生のおっしゃる通り、被害は全くないようです。」
「そ、そう。じゃあここを開けてくれない?」
「では開けますよ。」

警備員はオールロック解除のパスワードを打ち込み、No37のアイコンの<OPEN>をクリックした。37番出入り口が開いた時”女医”が外に出る合図のつもりで後ろを振り返ると、男はうずくまっていた女を抱きかかえた上、バズーカ砲まで担ぎ、女の手には拳銃を握らせて立っていた。

「消火器のおねーさん。バズーカ砲は俺がやるから、俺が撃てと言ったらこの子が握っている拳銃の引き金を引いてくれないか。安全装置はもう外してある。」

”女医”はぎょっと驚いた。
『この前腹を撃たれたばかりなのに、この体力はなんなの?』

  • No.88 by ほのか  2018-09-21 19:40:01 

少女は言葉を続けた。

『私にはなんにもないのに。なぜみんなはなんでも手に入れるの?』

「え…」

それは私の心の声だった。

でもこんな汚い思いには蓋をして来た。

生きてきた。

なのになんで。

おかしいおかしいおかしいおかしいおかしすぎる

『異常だよ。こんなのが正常な訳がないwそれとも…』

そういって嘲笑う少女。そして言う

『男の人、自分の物にしちゃう?』

  • No.89 by KENJI  2018-09-22 02:57:10 

医科大学理事長室にて。

専務理事は言う。
「理事長。まずいことになりましたね。」


理事長が答える。
「そうだな。厳重管理のAKウィルスがまさか我が校の不備で拡散したとはな・・・。」

常務理事はグチをこぼす。
「我々学校経営陣だけの問題ではありません。日米両政府の要人も特別背任の罪に問われ、国際社会からの非難も受けることになります。」

「常務。そもそもこうなった直接の原因は、平昌オリンピックや米朝会談の成功を認めなかった北朝鮮の旧保守系陣営が企てた日本と韓国へのミサイル攻撃だ。我々だけの責任ではなかろう。」

「理事長。ごもっともな意見ですが、我が校でのHIVとAKに関する研究を目的として米国から管理を委託されたAKウィルスを日米両政府にも秘密で韓国の製薬会社に再委託したのは、我々の独断です。国際社会は、我々の危機管理に問題があると非難するに違いありません。」

「専務。我が校と韓国とのパイプ役として大阪のTKD製薬経由を提案したのは君だ。TKD製薬は何と言っているかね?」

「TKD製薬経由に関する実務は病院長が指揮しています。日本もアメリカも韓国も資本主義ですから、多国間の取引に関する会計事務、とりわけ、『ウラ帳簿』の経理処理ができる人物を直接管理しているのは病院長です。」


理事長は病院長に問うた。
「病院長。我々のウラ帳簿を管理しているのは誰かね?」

病院長は答えた。
「病院の医事課総合主任です。」

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