ほのか 2018-02-25 17:46:31 |
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女は、笑ってくれた。無理矢理ではない気がする。
「…似た者同士…ですね。」
「…ああ…そうだな…」
おかしい。女がフラフラしている。
「お前…眠いだろ。」
「あ…あはは…はい…。」
「無理するな、疲れただろ、寝ていい。今の内に回復しとけよ。」
そう言うと女は座ったままコクリと頷きスースーと寝息をたてて寝てしまった。
「…大変なのは、これからだからな。」
いつのまにか外には沢山の人…といってもゾンビのようなものだが、かなりの数うろついている。
渡そうと思い手に持っていたハーブティーは、いつもより早く冷めてしまった。
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