(いつも見慣れた彼の余裕綽々の姿を忘れてしまう程の性急な口付けに此方も息を乱して。寄せられるその身体の感触にドクドクと痛いくらいに心臓高鳴らせ、我慢のきかない域まで届きそうになった時「…ごめん、また…少し頂戴」囁くような声でそう断りを入れてから有無を言わさず先程吸血した跡の近くに、今度は先程よりも抑えめに噛み付き)