だってオトコの娘が好きなんだもん【日常系/BL/ほのぼの/人数制限あり/微ファンタジー】

＞松浦さん

ゆっきー…？
(とりあえず違和感無く話しかけられたと安心したのもつかの間、相手の口から発せられたあだ名らしき名前に首をかしげながら思わず聞き返し。それに続いた「ちゃん」という敬称に改めて自分が女の子に間違われてると自覚し、片手でうなじを軽く触りながら若干の緊張を見せ。問いかけられれば自分たちを囲んでいる広い庭を見渡し、少し楽しげに「この綺麗な場所を描いてみたくて見に来たんだ。そういえば君も庭に似合う恰好をしているね。君はなぜ庭に？」と趣味のことを思い浮かべながら返事をし、相手の服装を見れば思い出したように言葉を紡ぎ)

＞如月さん

それなら良かった。…私はちょっと散歩してただけだよ。それにしてもこの部屋は暖かいね。眠たくなるくらい心地いい。
(派手な音だったが大したことでは無かったようで一安心するも、分かりやすく慌てふためく相手を不思議に思いながら首を傾げ。部屋の中へと身体を滑り込ませれば後ろ手でドアを閉め、問われた内容に答えようとするも一人称に悩んで数秒だけ言葉が詰まり。相手の側まで近寄れば少しだけ距離を開けてソファに腰掛け、ぱちぱちと薪が燃える暖炉へと手をかざしながら暖をとり、その暖かさにうっとりと目を細めてほんのり口角を上げれば優しい声色で呟き)