戦闘狂 2018-02-14 12:22:15 |
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(友人の訪問、それは仕事に行き詰まり脳内が煮詰まっていた自分にとって、神とまでいかないが天からの救いの手だと思うのは大袈裟だろうか。散らかっている物、主に欲求を紛らわす為であったの人形成れの果てを本棚の後ろにある隠し棚へと放り込んだ。コツンと何かが落ちた音は携帯の通知音と重なり、気づくことは叶わず本の上に落ちたフィギアぐらいのサイズの小さな手はポツンとそこに落ちたまま、棚の扉を閉められたか。そんな命取りともいえるミスに気づかなかったのは、余裕がなかったからなのか、繕わなくて済む数少ない友人相手に油断していたのかどちらにせよ、自身の本心がわかることはない。
彼ならば、いくらでも待たせられるのだがそんな退屈な悪戯を仕掛けるのはつまらない。そんなことをするよりは、彼と話していたほうがずっと気が紛れ、楽しい。片付けも程々に済ませば、待たせている友人を出迎える為に扉を開けようか。その動作とともに出た言葉はいつも通り悪びれる様子もなく、その上ニッコリと効果音がつきそうなわざとらしい作った笑みも添えられているか。)
や、久しぶり。お土産あったらくれるかな、お茶請けにするからさ。
(人形を見つけるというのが、こちらも妄想が止まらなくなってしまったのと、飄々としている楠木が八束君に本性を見破られるというのが凄い最高に素敵だったので、勝手ながら先手でこちらで回させていただきました!流れに関してもわかりやすく記載していただき、ありがとうございます。
部屋の前に八束君を待たせていたという趣旨で回させていただきましたが、不備やご不満など抱く点御座いましたら言ってくださると大変助かります。
改めまして、これからよろしくお願いします。)
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