ヴァン・ヴィルツォン 2018-02-06 18:05:25 |
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>ウル
――それは私のお気に入りだって言ったじゃない!
(手の内に有った筈の小瓶は唐突の奪われに対抗できる筈も無く彼に取られてしまい、反射的に不満の声を上げると瞳を大きく開き驚きを覗かせた眼で小瓶の行方を追いかけて、再び彼の首元に戻ってしまったそれを見ればズイと己の手の平を彼に向けて差し出し)
返しなさい。自分で返さないなら奪うわよ
(何も彼本人に手を出したわけじゃないのに、先ほどの彼の戸惑いとは何処から来たのだろうか。そんな疑念を抱きつつボタンの開く彼のシャツの胸倉をクイと引くように掴めば顔を寄せて「ソレは私が貰ったの。もう私のモノ」ニコリ、と音無く静かに笑みを浮かばせて宣言をするように言い切り)
後ね、ボク。私のコトは"ジンクス"って呼んで。つぎ"女"って呼んだらキスしちゃうから
(掴んでいた胸倉から指先をパッと離せば獲物を捕らえるような眼差しはしゅるりと細められて、彼が嫌がることを踏んだ上で唇を少しだけ尖らせて)
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