主 2018-02-01 18:38:25 |
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>亜美
! ――とッ。
(物理的な衝撃。小さな衝撃だった。特に揺らぐ事もなく軽く踏ん張って、その衝撃の元を見る。幼馴染の一人だ。そしてひらりひらりと視界を覆って舞う一枚の紙。人差し指と中指だけで器用に挟む。くたりとしなるプリントは裏面で何の物かは見えなかったが、とりあえず相手にとっては口を押さえる以下程度の認識のものであることは間違いなさそうだった。小さく嘆息しつつ、「……亜美」と声をかけて紙を差し出す)
ほらよ。
(やや半眼でぶっきらぼうに言う。なんで口を押さえているか――大体察しがついてしまったからだ。『ンなもん今更気にする間柄でもねェだろうに』と思った)
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