: くじら 2018-01-28 15:36:48 |
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: 心音が沈む場所
( your side )
何が起こったのか、すぐには理解できなかった。船全体に響いた重い衝撃、鳴り響く警報音。ぐらりと大きく揺れる船体に耐えられるはずもなく、甲板に立っていた己の身体はいとも簡単に外へ投げ出された。
目が覚める、という感覚を再び得ることができるとは思っていなかった。相変わらず船に何が起こったのかも、己があの後どうなったのかも分からないが、どうやら生き延びたらしい。ふと、周りの景色が視界に映る。生きていることに感動する間もなく言葉を失った。
大きな窓硝子、その外側には一つの都市の姿があった。無数の高層ビルが立ち並び、青白い光がそれらを照らす何の変哲もないビル群。そう、何の変哲もない先進国ならばありふれた風景だ。__たった一つ、それらが全て水の中に存在していることを除けば。
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世界観:現代、地上にその存在を知られることなくひっそりと佇む海底都市“アトランティス”。先進国における都市部と似たような街並みで、幾つもの高層ビルが所狭しと並ぶ。中央には一際高いビルが聳え立ち、一つの街が円状に広がっている。海底に存在する為全体的に暗く、建物を照らすのは青白い灯りに統一。ガラス張りのトンネルがビルからビルへと伸びており、其処を通り道としている様子。水中には当然ながら海の生き物が生息しているが、それとは別に小型の潜水艦やロボットのような物も漂っている。
建物の外観は地上とそう変わらないように見えるものの、科学技術の発展は海底都市の方が幾分か進んでいることが分かる。しかしながら建物の中に入れば機械仕掛けのレトロな空間やメルヘンな内装の施設も見られ、建物の内部はそこに住む住人の趣味趣向によって文化も造りも大きく異なるようだ。街の至る所から人の気配を確かに感じるにも関わらず、賑わっている様子はなく人の姿も殆ど見えない。時折遠くから響いてくる高い笑い声が寒気を誘い、ふとした時に何処からか視線を感じる。
募集Cについて:船から海に落ち、海底都市にて目を覚ました人物。国籍、年齢、性別不問。右も左も分からない不気味な海底都市で訳ありの住人と出会い、水底に沈められた街の秘密を知ることとなる。現実的でない容姿不可。受け身過ぎるC、怖がり過ぎるC、極端に絡みにくいCは冷遇。
( PFについて )
設定: 心音が沈む場所
指名: 初回指名キャラクター
名前: 国籍不問
年齢: 不問
性別:
容姿: 現実的な容姿のみ
性格:
備考:
ロルテ: 海底都市で目を覚ました後の描写を
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