リルンの小説~記憶の数々語り~

リルンの小説~記憶の数々語り~

リルン  2018-01-22 22:08:36 
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その名の通りです。
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  • No.30 by ルリア(赤猫教)  2018-01-24 15:32:42 

まとめ~過去話1~ 留美、レン・キルラ編

※これは小説本編ではありません。

ここでは過去話を書いていきたいと思います。ではどうぞ。↓

○留美
 私は小さな村で生まれた。家族や周りの人々は私を歓迎した。私の家族は元貴族で村人の中では一番の金持ち一家だった。つまりこの村に来る前は、貴族だったらしい。だけど、金を巡った争いに巻き込まれ、この村に逃げてきた。その時に家族は貴族じゃなくなったらしい。いつ追っ手が来るか分からなかった。私は不安ながらも幸せな生活を送っていた。
 そんな時、何か怪し気だと村人が騒ぎ出したので、家を出てみると赤い月があった。
「うわ……凄く赤い……」
この時、私は12歳だった。奇妙ながらも美しい赤い月に見とれていると、ドクンッ!!と胸が騒いだ。
「何……!! 苦し……い」
ドクンドクンドクン!!
そして意識は闇に落ち、暴れ回った。……そして、私は覚醒したーー……。

○レン・キルラ
私がまだ赤ちゃんだった時、目の色やオーラが奇妙だったからか、親が気味悪がり、私を路上に捨てたらしい。2、3日何も口に含まず、飲まず、着ている服も薄着。季節は冬。死にかけている時、一人の男性に拾われた。この人が私の義理の父となった。男性の懸命な処置で私は何とか命を取り止めたらしい。男性もまた不思議なオーラがあった。そう、この男性こそが心の赤を持つ者だった。4歳の時、男性が怪我して帰ってきた時、私は血に触れた。すると光が発し、その光は私の体の中に入った。この瞬間から、私は心の赤を持つ者となったのだと分かるのは先の話……。

過去設定としてはこんな感じです。あと、レン・キルラが赤ちゃんの時、2、3日母乳を飲まなくても生きれた理由は、不明ですがこの時は、普通の人間より死ににくい体だったという設定です。

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