名無しさん 2018-01-17 21:10:10 |
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!なんや、えらい珍しいなぁ…こないなところに客人やなんて。
( 鳥居のうえ座り、雲ひとつない晴天をぼんやりと退屈そうに眺めていると、ふいに遠くの方から乾いた土草を踏む音が聞こえてきて。恐らく鹿か狸あたりだろうと思いつつ徐々にこちらへ近づいてくる足音にしばらく耳を傾けること数分、姿を見せたのはなんと人間で。おまけに自分の姿が見えているのか声まで掛けてくる。そのことに一瞬酷く驚くが、すぐに面白い玩具を見つけたとばかりに瞳と唇に弧を描くと音もなく石畳のうえに着地。弾むような足取りで青年に近づいて行くと「うち?うちはただの狐やさかい。」おどけているのかコンコン、と両手を狐の形にしてみせ、)
( / 素敵だなんて勿体無いお言葉ありがとうございます…!こちらこそこれからお相手よろしくお願い致します、)
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