♀ 2018-01-11 00:22:58 |
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いい顔付きになったね(いままで少女の赤い瞳に関して人とは違うからとかで周りの人々から不気味がられていたためなのか自身の容姿にかなりコンプレックスを抱え自信を無くしていた彼女も初めて人から褒められた事によりほんの少しばかりだが、明るい表情が顔に現れたのがなんとなく分かるとペストマスクの男はいままでとは違ういい表情になっていると嬉しそうに話し。信頼してもらうためとはいえ彼女の赤い瞳を美しいと言ったのは決して優しい嘘ではなく、クロード本人なりに本当にそう思ったのだから褒めている。お世辞なんて少女に対して一言も言った事などない、そういうのは言われると彼女もなんとなく分かるだろうし、下手をしたら嘘をつく汚い大人として警戒されるからだ)
ハハハ…"魔法"っていう物はなかなか面白い物だろ?君も使ってみたいと思わないかい?(本来7歳という年齢の子は交友関係が広くなって社交性も増し、なるでも一人でやってみようとチャレンジ精神が旺盛な年頃のはずだ。だが、誰にも愛されず、拒絶され、時には理不尽で酷い仕打ちを受けた子供達は母親や父親などの安全基地が存在しないためか自分を守るのに精一杯になることが多く、そんな子達の特徴の一つとして"凍てついた眼差し"というものがある。簡単に言うと身を守るため何事に関しても無関心、無感動となり、その視線は氷のように冷たくなるという事だ。もし、彼女に知的好奇心が残っていなければ後々自分の役に立ってもらうためには弊害になってしまい、それが課題になるかもしれないとクロードは恐れていたが、少女に首輪と手錠を外す魔法を見せたら少し関心があるようで彼は好奇心を完全に失っていない事に安心しながらも彼女に魔法に興味を持ってもらうために誘導するような言葉を投げ掛け)
おっと、大丈夫かい?酷く疲れているようだ。この屋敷でゆっくりと休みなさい(極度の疲労や空腹感により体のバランスを崩した少女が倒れそうになれば、自分でしっかりと胸で受けとめ彼女の体を心配するように言葉を掛け、ドアは少女が屋敷の敷地に入った瞬間にいつの間にか消えてしまっているようで。捨て子同然のような扱いを受けた子の顔には安心したような表情が滲み出ており、彼はその子を優しく抱き締めてやり、頭を撫でてあげながら自分の屋敷で休息を取るがいいと話し。クロードは食事よりも先に彼女の衛生状態を改善する必要があり、自分の使い魔に少女の衛生状態を整えてもらおうと考え、彼は屋敷に向かって「フワフワくん、お風呂の準備はできているかな?」とネーミングセンスの無さそうな名前を呼ぶと屋敷の中からつぶらな瞳をした幽霊のマスコットキャラみたいな生物がゆらゆらと浮遊しながら出て来て、ペストマスクの問いに肯定するように軽く頷き)
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