♀ 2018-01-11 00:22:58 |
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─···
( 司会者の男に無理矢理挨拶をと言われすれば一旦口を結び己を飼った主人からの言葉を静かに聞き"保護者"のワードに両親と同じ意味なのかとまだ知識少ない頭の中で色々考え小さく頷き。司会者の男がその場を居なくなると何処か恐れていた恐怖から安堵し小さな溜息、主人と二人っきりの空間で何を話せばと考えつつもまた"気持ち悪い""醜い子"など言われるのではと細く衰弱した両腕を前に出し軽く力拳を握りぐっと双眸を綴じ。 )
─···これおじさんに取れるの?
( 名前をまだ聞いてなく分からず己より歳上なのは確かで子供なりの呼び方で呼びながら首と手首に付いた錠を取ってくれる風に言われると重たく冷たい錠取って貰えるのは嬉しく恐る恐る見つめ呟き。次第に話していく中で相手が指を鳴らすと鍵の掛かった厳重な錠が簡単に解き放たれ地面に落ちると身体は弱ってるが両腕を軽く小さく振って見たりと言葉ではなく行動で身体の負担が軽くなった微かに口元が見えない様に緩み。)
扉─··?わぁ魔法見たい…あ、ごめんなさい
( 一瞬眩い光が当たりを照らすと双眸をギュッと綴じゆっくり開けると目の前に扉が現れ、恐る恐る扉に近寄りドアノブに手を伸ばし引き覗いて見ると闇市の外は腐れきった街だった筈なのに扉の向こうには立派な屋敷が佇み思わずぽつと無意識に言葉を放つがゆっくり扉を閉め怒られるっと思い一歩後退り下向きで身体を震わせ謝罪し。 )
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