♀ 2018-01-11 00:22:58 |
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(別室にて少女が来るまで出された珈琲を嗜み、くつろいでいた所に先程司会をしていた男が乱暴に手を引きながら少女を連れて入室し、司会が挨拶しろと黙ったまま主人を見つめる主人に命令すると彼女は糸で操られた人形のようにクロードに向かって挨拶をし。その様子を見た彼は少女は己を守るために誰にも心を開かなくなるまで深く傷ついていることを理解し、先程のスタッフに事情も教えて貰ったのもあって周りの大人がこの子に対してどのような態度を取っていたのか手に取るように分かり。)
……やあ!こんにちは。僕は世話をさせてもらう…えっと言わば"保護者"のようなものさ!(無理矢理挨拶をさせられた少女を見れば、身長はあまり問題なく伸びてはいるものの体格は普通の人とは違いひどく痩せており、彼女の白い肌は埃やすすなどで汚れて黒ずみ、髪も風呂に入れてくれなかったのかボサボサとしていて劣悪な衛生環境に食事もほとんど与えられずほぼ餓餓と言っていい状態だと悟り、商人やここのオークションで働くスタッフはいつも商品をこんな雑な管理でやっているのか?と文句を言いたくなるが、喧嘩にでも発展したら時間が無駄になるのでその気持ちを自身の胸の中に閉まっておき。少女が挨拶した後、司会の男が次の競りがあるとの事で部屋を後にするのを確認したのちにクロードも優しい口調で挨拶を返し、このオークションで素性をばらすわけにはいかないため今は自己紹介をせずに自分は保護者だと簡単に説明するだけにとどめておき)
それに今日から君は奴隷ではなくなったんだ。もう、その首輪と手錠みたいなのは必要ないよね?(大金はたいて少女を買ったのは部下として自分のために働いてもらうためであるが、奴隷として引き取ったわけではなく、あの5億はクロードにとって雇用契約する時の金のような物であり(その金は闇市の人間の元にいってしまってるが…)、雇用と服従の概念は一緒にする気などなく、奴隷ではなく純粋に労働者として雇った彼は彼女に付けられた奴隷の象徴である首輪と手錠など必要がないので彼がフィンガースナップで指を軽く鳴らすと同時に奴隷だった彼女につけられた奴隷の象徴が外れて地面に転がり。少女がかなり衰弱し、早急に措置をする必要だと判断したクロードは別室からそのまま外に出られる扉を召喚し、「とりあえず、ここから出ようか」と外に出るように促し、魔法で作った扉の先には主人の帰りを待ちくたびれている自分の屋敷が姿を現すだろう。)
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