最俺なり茶

え、マジで？
(相手の言葉を聞き、ちょっとヤバくないかと考えるものの、勝負はその時しかわからないからと前向きにゲームを開始して。走りは良かったものの、赤甲羅に当たるなど順位が落ちていき、真ん中の順位でラスト一週を迎えてしまい、焦りを口にしつつも挽回しようと必死に食らいつき)
やっ、ちょ、ヤバいって！やっば、どけよ雑魚ども…！負ける負ける負ける！

いけー雑魚ども、俺を勝たせろ

(レースが始まれば最初の一周でもう一位になり余裕の走りを見せラストになっても順位は変わらず後ろにいる雑魚どもで倒しまくってる為自分は楽でバナナでガードしながら余裕でゴールし、相手の経緯を見ていて)

あ、ヤバいヤバい…嘘だろぉぉぉぉ！
(相手がゴールする場面をバッチリ見てしまい、中途半端な順位でゴールしながら崩れ落ちてしまい。負けた悔しさからじめじめしているものの、自身が出したルールを思い出せば、顔を歪めながら相手にゆっくり向けて)
ぅう…そんな………、……えっと…、お手柔らかに、お願いできるかな…？

んー、どうしよっかなぁ、じゃあ綾鷹切れそうだから買ってきて

(相手が思った通り負けうじうじしているため、たまにはマシな命令にしてやっかと、考えたあとに大好物の綾鷹が切れそうなためストック買ってきてと笑顔でお願いすれば、もちろん罰だしフジのおごりなとグッと親指を立てて)

ただのパシり…！しかもストックって…地味に重いやつだし…！
(やはりキヨだったかとガックリするが、笑顔を目にしてしまえば惚れた弱味か何も言えず、渋々と財布を持ち立ち上がり)
わかったよ…俺がきめたこと出しね。ちゃんと待ってろよ？

てらー

(ツッコミが入ればブハッと吹き出し、なんだかんだ言ってくれる相手に流石、と思いながら行ってくると立ち上がる相手を手をぶらぶら振りながら見送り、眠気が遅いぐーっと伸びをすれば相手はしばらく帰ってこねーだろ、とソファーに寝転がり目を瞑り)

っ、く………おっもいな……。
(車で暫く外出し、帰って来たときには段ボール２つ分の綾鷹を買ってきていて。好きな人の好きな飲み物だと考えてしまえば沢山買ってしまい、尚且つ好きなお菓子まで買ってしまった自身に苦笑いしつつも悪い気持ちはなく。うるさい音をたてないように扉を開け、段ボール２つとお菓子を置けば、漸く顔を上げて一息つき)
っ、う………っふー…疲れた…。

ん…

(眠気が遅い横になり目を瞑っていれば疲れていたのかすぐに夢の世界へ落ち、暫くして相手が箱で綾鷹を買ってきていることなど知らずすやすや寝息を立て寝ていて、寝返りを打ちソファーの背に顔を埋めるようにし軽く丸まりそのまま動かず)

……、全く…こっちが苦労して買ってきたってのによぉ…。
(相手が寝ていることに気づけば、呆れながらため息をつくも、優しい笑みを浮かべていて。音を立てないように近づけば、相手の頭をゆるりと撫で上げ、髪を優しくいじり始め)
……寝てるときはガキみたいなのにな…。

ん、ｯ…

(静かに眠っていれば髪を触られる感覚にモゾっと動き、暫くしてゆっくり目を開けばまだ寝起きで目の前がぼーっとし、相手がいることがわかれば、あー寝ちまったのか…と内心思い大きく欠伸をしたあと相手を再び見て)

おかえり、わりぃ寝てたわ

…っ、……本当だよ全く…気持ち良さそうにしてさ。
(ゆっくりと目を開けて起きた相手に対し、すぐに髪から手を離せば何事もなかったように話して。まだ眠そうな相手に対して仕方なさそうに笑みを浮かべつつ、自分が買ってきた品々を誇らしげに指差し)
ほらキヨくん、見たまえ。君が望んでいたもの+αだ。

うお、箱で買ったのかよ、そこまでしなくても

(まだ少し眠く目をこすっていたが、相手が何故か誇らしげにみよ、と言ってくるためなんだよ、大袈裟すぎんだよと思っていたが2箱あった為驚いてしまい別にここまでしろとは言ってねーぞ？と少し罪悪感と感謝が混ざってしまい、からかう様に下記を述べ)

あー、ここまでするとかお前マジで俺ん事大好きだな？

っ、………、俺は………ぁ…まぁ、ね！俺もだけど、ヒラもこーすけもキヨが好きだからな。それに、買いだめしたほうが手間が省けるだろ？
(相手の言葉に僅かに目を見開いたかと思えば、じわりと頬が熱くなっていき。そして何か言いたそうに口を開くも、その一言が言えないのか無言のまま閉じ、次の瞬間にはいつものように笑みを浮かべていて)

なんか言いかけなかったか？

(相手をからかえば綾鷹の箱に近づき、何かを言いかけているのに気付くが頬を赤らめていたのには気付かず、何言いかけたんだと思いながら上記を問い掛ければ、なんだかんだ好かれてるみたいでよかった、と内心ほっとしていて)

っ、いやいや気のせいでしょ！
(相手の言葉を慌てて否定しつつ、バレた後を想像すれば、悪いことしか思い付かず、言いたくても言えず。なんとか話を戻そうと次はキヨに問いかけて)
そういうキヨはどうなの？俺のこと、好き？

あー？んー、普通？

(何故か慌ててる為フシギソウに首を傾げるが逆に自分の方に聞いてきたためギグっとするも、素直に好きなんて言えねーよと内心思いながら相手に悟られないようにいつものように気怠げに上記を答えて、しかも俺が好きとか柄じゃねーし、と欠伸をしカモフラージュして)

…はいはい、知ってましたよー。
(相手の返事に対して、そんなもんだよなと諦め半分残念半分の気持ちになりつつも、嫌いよかましだよなとポジティブに考えて。しかし、一回でもいいから、友情でもいいから聞いてみたいとも考えしまい、その気持ちを払うべく買ってきたお菓子を開けて誤魔化し)
ほらほら、せっかく買ってきたんだし食うぞ。

頼んだの綾鷹だけだぞ、どんだけ買ってきてんだよ

(自分が頼んだのは綾鷹だけな為お菓子買ってきたから食べるぞと言われブハッと笑えばあいてはどんだけ従順なんだよと可笑しくなり、でも自分で食べるから買ってきた可能性もあるわけだよなと上記を述べたあとに気づき少し気恥しさを残しつつも顔には出さず)

？飲み物の他にお菓子もあれば嬉しくないか？
(これキヨ好きだろ？とお菓子をつまみながら述べたフジは、相手のために買ってきたというのを包み隠さず言い。段ボールから綾鷹を二本取り出せば、片方を相手に渡して自分も飲みだし)
ほら、俺が買ってきたんだからちゃんと飲めよ？

まぁな、ありがたく貰っとくわ

(確かに飲み物だけだと味気ないしな、と頷けば相手の言葉に上記を述べれば綾鷹を一本コチラに渡されれば素直に受け取り、寝起きだということもあり少し喉が渇いていたためありがたいなと思いながら蓋を開け一口飲み)