★. 天空城と夜眠れない歌姫 【3L可/半登録制/ﾘｱﾀｲ進行/初心者歓迎/随時PF受付】

>131 鷲宮さま

そうですわね、寂しくて悲しくて・・・でも歌わずにはいられませんの
（少し自嘲するようにそう言ってしまってから、鷲宮の反応が決して悪いものではないと察しわずかに戸惑いを覚え

ええ・・・羨ましいですわ。私はこうなったときから覚悟を決めておりましたが、鷲宮さまを見ているとその覚悟が揺らぎそうになってしまいそうですわ
（珍しく冗談めいた口調だが、そうしなければあまりの孤独に押しつぶされそうになったからだ―とは地上で歌姫を目指していたプライドが言葉にするのを許さなかったのだ

・・・もうどれくらい昔のことですかしら。私、歌姫を・・・もちろん地上ですわよ？　目指して勉強していましたの。いろいろあってここに来たわけですが、歌だけは奪われなかったことに感謝している毎日ですのよ
（自分の歌に聞き入っている様子の鷲宮に対し、少しだけ親しみのようなものが湧いてくるのを感じる。だが慌ててその思いを取り払うよう本来より早く歌を終わらせると、ごめんなさいそろそろ眠くなってしまいましたわ、とサラサラと衣擦れの音をさせながらローブドレスの中に顔をうずめてしまう

(/置きレスにしておきます。また明日絡み文をこちらからも投下させていただくかもしれません。よろしくお願いします）