匿名さん 2018-01-02 00:30:08 |
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【名前】水無瀬 貴仁 Minase Takahito
【年齢】39歳
【容姿】わずかにウェーブのかかった黒髪、切れ長な茶色い瞳、シャープな輪郭の顔。年齢を重ねてきただけの渋さ、いわゆるダンディさが滲み出る男性的な容貌の持ち主で、しかし老いを感じさせない鍛え抜かれた肉体美をも持つ。どこか日本人離れした背の高さと頭身から三つ揃えのスーツがよく似合い、たいていはその格好。美男美女の多い水無瀬家の中でもことに美形とされており、彼の本性を知らない女たちは、トレードマークの皮肉げな笑みにざわめく。
【人物】国内外に数十万人の従業員を抱える日本有数の大企業『MINASE』の専務取締役。創業者一族に生まれ、祖父は会長、父は社長、後妻である継母は元大女優、兄はCOO、弟妹は若手起業家やモデルという異様な家族の一員として働く。
怜悧な合理主義者であり、物事の隙・競合相手の弱みを突いて利益を得る無慈悲な思考力が特に強い。総合的に利益を上げるためならば手段を選ばぬところもあり、相手によっては天性の威圧感によって従わせることや、取引状況や先行きを利用した脅迫によって手中に収めることもある。一方、自身の会社は断固として守りきり、世間の不況の煽りなどで揺るがぬよう完璧な防御を固める。攻めと守りどちらにも長けており、敵に回すのは恐ろしいが、味方になると百倍も心強い、財政界の重鎮たちにそう言わしめる男。また、元をたどれば貴族である大富豪の家に生まれたとあって、傲慢さにも近い高貴さを持っており、片手一つで人を従わせることに慣れている。
──しかし、いずれも表向きの顔。幼少のころ、今の後妻と密かに浮気していた父に精神を乱していた実母から虐待に近い厳しい教育を受け続けたが、その実母は程なくして事故死。他殺説、自殺説を噂され、スキャンダルによって傾いた財政を立て直すべく奔走する父と後妻から、今度は完全に放置される(兄は父の浮気が始まった時点で既にある程度成長しており、実母からも継母からも貴仁ほど極端な扱いを受けていない)。
ふたりの母親から適切な愛情を得られなかった貴仁は、結果実母の教え通りに完璧な男になるものの、どこか人間らしい情の欠けた冷酷な男に育ち、慢性的な愛情不足を抱えながらも何をどう求めれば良いのかわからずにいるありさまとなった。
これまでの女性関係も、貴仁の「表の顔」に惹かれて寄ってきた相手ばかりだったため、肉体関係を持っても心を開くことはなく、最終的に貴仁が罵詈雑言を吐き捨てて別れるという不健全なものしかない。結局、当然いつでも渇きは癒されないままで、表では有能な超人を演じつつ、裏では孤独を燻ぶらせ続けている。
【監禁について】激務が重なり緩やかに心が壊れかけていたここ数年間、夢の中に時折現れる見知らぬ女性に優しく癒されるという奇妙な体験を重ねてきており、幻に過ぎない筈の彼女の存在だけをいつしか求めるようになって女性関係を持たなくなっていた。
しかし一か月前、夢の彼女が(奇しくも実母になぞらえるように交通事故で)死亡するという夢を見て絶望していたその矢先、ふと現実で見かけた女性を見て「彼女が生きていた!」と衝撃を受け、部下を使って「実在の彼女」を散々調査。そうして彼女について知れば知るほど更に独占欲が耐えがたくなり、すぐさま彼女を誘拐・監禁した。
「彼女は私のもの」という身勝手極まりない思い込みを心から信じており、「ここにいれば安全だ」「もうどこにも行ってはならない」「ずっと私のそばにいなさい」「私を癒してくれ」と甘い声音で恐ろしく囁く。
渋谷・松濤にある自分の別荘の一角に彼女の生活空間をつくっており、二十畳ほどのベッドルーム、専属のバーや遊戯室、小さな図書館、脱走は不可能だが適度に出歩ける庭など、金にものを言わせた至れり尽くせりの仕様。食事も三ツ星レストランのシェフを抱え込んだ豪華なもの。
弱みを握っている女性の側近をつけていて、脱走の手伝いはさせないが、何かあれば彼女を助けるようにとそばに控えさせている。
女性を攫って監禁し、彼女に甘えながら誰にも見せない弱音を吐くという貴仁の狂気は、一族の中でもごく近しい兄と側近にしか明かされていない。
【備考】顔立ちが父親に似ている兄はすでに結婚しており、監禁された女性と同年代の子ども、貴仁から見た甥と姪もいる。実母のための復讐を画策して父を補佐するCOOにまでなったものの、弟である貴仁の予想外の暴走を受けて、一旦は彼の悪事が表に出ないように務める。
腹違いの弟妹たちは貴仁を慕っているが、実母の面影が垣間見える彼のことを継母は快く思っておらず、彼を追放する機会を密かに求めている。
(/ありがとうございます。PFを作ってまいりましたので、不備や修正してほしい個所などございましたら遠慮なくお申し付けくださいませ!
全体的になんだかイメージが違う、ということであれば、目指すべき方向だけ教えていただければ再度作成いたします。
相手の女性についてですが、貧困層出身であっても粗野でがさつな人物ではなく、ある程度は淑やか。こちらの監禁に対し抵抗するだけの自己主張力をきちんと持ちつつ、次第に飴と鞭も相まって彼を受け入れてしまう包容力のある女性。また、こちらが主君気質であることから、多少の被虐体質・Mっ気(受け受しさではない)を秘めているとありがたいです。)
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