◆狸 2018-01-01 00:20:57 |
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>犬のお巡りさん
いつか食べてみるかい、意外と酸っぱいかもしれないからその時はご免。おおっとそんなので良いなら_皆素直に受け入れてくれるから俺が気を付けないと。勿論お巡りさんは名誉ある職業だからね、君も相当に立派なんだろうな。犬のお巡りさんが居ればいつでも安心だ
(被食者になる。其れは恐怖であり忌み嫌うべき本能の抗いであり。そんな中で食べられてしまうのもそうは悪くない等と思いついたのは秘密にしておくべきだろうが首の後ろ掻き困り笑顔が浮かび。初夏の湿った空気に汗が香るだろうにこれ程迄に甘いと言われるのは一生涯二度も来はしまい、ましてや犬の嗅覚たるや人間では足元にも及ばないのだから。念を押されそろそろ妖達の懐の深さを思い知る時に至り、そうして思い返される面々の様相により一層愛着が湧いてしまうのも当然か。腰の低さも可愛らしいのだけれど頑張り過ぎて頂くのは忍びない「有難う。楽な気持ちで付き合ってくれるだけで俺は満足するよ」とうとう頭を撫でたい欲に負けて可愛や可愛やと柔らかい毛髪に片手滑らせ。海、そう思うだけで潮の香りが甘いツツジの芳香に混ざり鼻腔を刺激してくれる穏やかな道の向こうに広がるのであろう公園を指差し「お巡りさんにも気に入って貰えると思う。芝生が敷いてある場所で走り回ったりのんびり寛いだり、子ども達からお年寄りまで地元で愛される場所なんだ」と素朴な説明を付け足せば足首回して準備完了。数回二足歩行ステップを踏み「よし、じゃあ競争しよう!負けた方が勝った方の言う事を一つきく、此れを条件にしようか」言うや否や風を切り先立って走り始め)
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