◆狸 2018-01-01 00:20:57 |
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大きい人に言われたくありません。私はこれ以上成長できないんですー!
(昔近くの家に住んでいた兄のような存在の相手にも同じようにからかわれていたなぁ、なんて思い出せば、彼のことは知らないはずだがその相手と重ねてしまい懐かしさにふと目を細めて。「…私じゃなくて、貴方が縮んでくれれば良いんじゃないですか。背が高い人から見たら小さいのは当たり前です」つい反抗的な返答を返してしまう、それが子どもっぽく見られる原因だとはわかっているがどうしようもなく。少し背伸びしてみるものの対して変わりはなく、むすりと不満そうに頬膨らませ。「え、ちょっと…っ、もう!」頭に乗せられた大きな手、不思議と安心感を抱いたものの、すぐにくしゃりと乱すように撫でられればどうにかしてそれから逃れようと。しかしその実嫌ではなく、表情は緩んでいて。自然と敬語が外れていることからもそれはわかるだろう。言われてみれば確かに己は彼のことを知らない。とはいえ、彼は己の前世を知っているようだが。今の己についてはまた彼も知らないであろう。改めてまた此方からも名乗ろう、と考えては彼の言葉に耳を傾けて。「雷獣さん、ですね。人に擬態できる、かぁ…初めて聞いたかも。擬態してる妖には会ったことないし」うんうん、と頷きながら話を聞いてみれば、やはり彼は今まででも会ったことのない種族らしい。メモ帳に"雷獣"、"人への擬態が可能"と書き込み。これから情報量が増えていくであろう分厚いメモ帳、その最初の数ページを見て満足気になり。「一応、私も話しておきますね。前の巫女さんとは違うから。私は篠井梦。普段はシンガーソングライターって仕事してる。あ、シンガーソングライターってのは自分で曲を作って歌うこと、だから」簡潔に名乗るつもりが職業を語ると長くなり。これで理解されるだろうか。わからないながらもはっきり伝えては、大丈夫だろうかとゆるり首傾げて)
(/昨日は文章を作成したまま落ちてしまい申し訳ありませんでした。本日続きからお願いできたらと思っております!)
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