司書 2017-12-30 15:52:29 |
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>橋場
そっか、それはなんだか嬉しいよ
(ここは常に月が頭上で輝いている場所。いつも共にあるそれは、自身の友人や物言わぬ相棒の様にも感じていて。自分から振った話題なのだが笑顔と共に返ってきた答えは友人を相棒を褒められているようで、口元が綻ぶには充分足りた理由であって。「俺は…好きで無くなったら困る大切なもの。」好きか嫌いか、と言われたらきっと好きの内に入るだろう。月がなければ、自分はここを訪れる人々を見つけることも出来なければ、姿を捉えることも出来ない。それに、暗闇ではただでさえ曖昧な自身が本当に存在しているのか分からなくなる。暗闇にゆっくりと溶かされて消えてしまうような不安感を、月はゆっくりと癒してくれているようでなくてはならないもの。だからきっと、自分は月が好きなのだろう。そう考えれば、無意識の内に慈しむような笑顔へ変化していて。)
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