_ ロル練習用とぴ

 とび森 ／ 主人公 ／ ロル練 「 喫茶店にて 」


 ─はあ､やれ花植えろだの木を植えろだの連中。村の環境がどうのって注文し過ぎやっちゅーねん。わしかて忙しいんじゃ、なあ、マスター。村長やで？わし村長なんやで？家具揃えたいしベルも貯めないかんし、島に行ったり来たりやし大変やねん、これほんまにィ。

( かれこれ１時間程近くになるであろう、カウンターに顔を伏せては愚痴をこぼし、黙ってマグカップを拭きながら小さく頷く鳩のマスターに少しばかり申し訳ないと思いつつも、溢れんばかりに出る言葉も止められずにチラリと時計を見てはタイミング良くカランコロンとベルの音が鳴ると入って来た相手は何時も見掛けるしずえちゃんの姿。頑張り屋さんの彼女には当然聞かせられるわけもなくピタリと先程まで言っていた愚痴を止めてニコニコと微笑を浮かべながらこちらへと歩み寄る姿に少々癒されながらもあんまり長いする訳にはいかず200ベル丁度､カチャリとマスターの前へと出しては「 ほなな､話聞いてくれて有難う｡村長頑張りまァす 」と言葉を残し､しずえちゃんに手を振りつつ､外へ出るなり雲ひとつない空を見上げては自身の頬をパシリと軽く叩き己に " よし!やるぞー! "と喝を入れて )