名無しさん 2017-12-26 12:55:55 |
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( >24 / 乱歩さん )
首を吊るにしても、頑丈な紐が必要になるのだよねぇ、
( 鼻歌呑気に奏でつつ、既に授業の始まっている廊下を図書館へ向けて歩んでいたが、ふと紐が必要になることを思い返し。先ずは何処からか人間一人を支えられるくらいの紐を探さねばなるまい、と歩みを止めて。ネクタイを使うのも善いのだろうが、万が一切れたときのことを思うとやるせなくなるしなあ、等と考えれば何かを閃いたらしく人差し指立てて。用務室に行けばビニール紐は手に入るだろうと踏み、図書館へ向かうはずだった足の踵を返し、ついでは用務室へ。 )
( >24 / 紗桜ちゃん )
此処なら誰にも邪魔されなさそうだ !
( がらり、と勢いよく扉を開いては図書館独特の香りが鼻孔を霞め。矢張この時間帯は人が全く居ない、と嬉しそうに声色弾ませては上記を告げ。ふふん、と嬉々とした表情で一歩図書室に踏み込んでは指先で棚に納められた本の背表紙をなぞりつつ、何かを懐かしむように、それでいてこれから行う行為が楽しみで仕方がない、とでも言うように、やや音程の怪しい鼻歌奏でて。相手に気付かぬまま、ネクタイ外しつつ、何処で首を括ろうか、と辺りを見渡し。 )
( >25 / 敦くん )
… おっと、敦くんじゃないか !
( 先程の授業サボったのが教師にバレれば、何とも面倒な説教食らい、適当な言い訳を告げては職員室から逃げるように駆け出して。次は出ないと駄目そうだな、何て考えつつ廊下走っていれば目の前に見知った姿を見付け、移動速度普通に戻すなり、にこやかに手を振りつつ声をかけては相手の腕の中にある物に視線を落とし、 )
これはまた大変そうだね ? 、
( >25 / 美雲ちゃん )
何処かに良さそうな木は無いかなぁ、
( 大きな欠伸を一つしたあとに中庭に足を運んでは、時おり吹く冷たい風に身を縮め。小さく溜め息を吐き出しては周囲をきょろきょろと見渡しながら首を括れそうな木を見付けようと歩みを進め。不意に何処からか猫の鳴き声が聞こえるとその声につられるようにして ふらりふらりと声の主を探し。其処に居たのは猫と戯れる女生徒であり、近くに置いてあるのはお弁当の類い。成る程、此処でお昼を食べようとしていたのか、と察しては相手に一歩近寄り、 )
ねぇ、君。…早く食べないと時間が無くなってしまうよ。
( >31 / 芥川くん )
何故、って…そんなの死に場所探しをしているからに決まっているだろう ?
( 誰もいないと踏んで悠々と廊下を歩いていた訳だが不意に背後から声がかかるなり足を止め。くるり、と振り返れば其処に居たのは善く見知った後輩で。嗚呼、また保健室に彼は居るのか、等と考えては次いで投げられた問いに肩を竦め、あっけらかんとした態度で返事をし。相手の抱えている物に視線向けては図書館に彼が行ったことは明白で、ふ-ん、と誰に言うでもなく独りでに納得しては頭の後ろで手を組み、 )
授業は出る気になれなくてねぇ、
( / 未熟さの残る背後ですが、此方も何卒仲良くして頂けると幸いです ! 宜しくお願いしますね、 )
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