>駅務員室を覗く (多忙を極める日常を送り、今日もまた終電ギリギリで乗り込み疲労からうたた寝をしてしまい気が付いたときには随分と寂れたまるで廃駅といえるような駅内にゾクリと背筋に嫌な悪寒が走るが、一刻も早く家に帰らなければと少し怖い空気に打ち負けないよう意を決して誰かいないかどうか駅務員室を覗こうとして)