>意を決して中に入る うん、良い子。 じゃあね。 (少年を安心させようと、強張る顔で笑みを作り、少年の頭を軽く撫で。ホームを降りるとトンネルの方へと向かうが、先の全く見えない真っ暗なトンネルに、恐怖から足が竦み。怖気づいて振り返れば、こちらを見る少年が見え、ここで躊躇う訳にも行かないと、ぐっと拳を握ると硬い表情で一歩一歩とトンネル内へと歩を進め)